各きっぷイメージ 画像:東京メトロ

2020年3月14日(土)始発から「東京フリーきっぷ」がSuica・PASMOなどで利用可能になります。また「東京メトロ24時間券」や「Tokyo Subway Ticket」もPASMO対応が始まり、これにともない東京メトロPASMO1日乗車券の発売は2020年3月13日(金)終電をもって終了します。

従来の磁気乗車券とは異なり、区間外への乗り越しの際も自動改札機にICカードをタッチするだけで自動精算できるようになるため、移動はよりスムーズかつスピーディなものになります。ただし、有効な定期乗車券情報が付与されたSuicaやPASMOには搭載することはできません。

東京フリーきっぷ(IC企画乗車券)

「東京フリーきっぷ」は東京メトロ線全線、都営地下鉄線全線、都バス(多摩地域含む)、東京さくらトラム、日暮里・舎人ライナー、JR線(都区内)が1日乗り降り自由となる乗車券です。

東京フリーきっぷ対応エリア 画像:JR東京

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3月14日(土)から定期券を除く「My Suica(記名式)」「Suicaカード」「Welcome Suica」「PASMO」「PASMO PASSPORT(※)」で利用できるようになります。モバイルSuica、記念Suica、定期券情報が搭載できないSuica付きビューカードなどでは利用できません。なお、磁気券での発売は継続します。

※……「PASMO PASSPORT」は訪日外国人旅行者向けのICカード乗車券。通常のPASMOと同等の機能を備えており、券面を提示することで店舗等での優待特典も受けられます。

東京メトロ24時間券・Tokyo Subway Ticket

「東京メトロ24時間券」は東京メトロ線全線が1日乗り降り自由となる乗車券。一部を除く東京メトロ各駅の券売機や定期券うりばで発売します。磁気乗車券の東京メトロ24時間券とは異なり、有効時間は購入時刻から24時間となります。

「Tokyo Subway Ticket」はそれぞれ24時間、48時間、72時間、東京メトロ全線および都営地下鉄全線が乗り降り自由になる旅行者向けの企画乗車券。訪日外国人及び関東圏以外からの一部国内旅行者が対象です。こちらも有効時間は購入時刻からとなります。

鉄道チャンネル編集部