JR九州、在来線検査業務効率化に向けて『RED EYE』導入 国内初の要素技術を持つカメラシステムを搭載

2020.03.26

811系近郊型電車

JR九州は営業線車両を活用して在来線検査業務の効率化を推進するため、国内初の要素技術を持つ2つのカメラシステム――「列車巡視支援システム」と「電車線路モニタリング装置」を一部営業車両に搭載します。

前者は営業車両前方に搭載したカメラなどにより、列車動揺の確認や支障物の有無など、線路の沿線環境の状態を国内で初めて自動判定するというもの。開発にはNECグループが協力し、公益財団法人鉄道総合技術研究所が開発した線路周辺画像解析エンジンを活用しています。

後者は国内初の車上4Kカメラを屋根上に搭載し、徒歩による目視検査を動画データ確認検査に置き換えるというもので、トロリー線やちょう架線等、電車に電気を供給する電車線路設備検査業務の一部を省力化します。開発協力は株式会社日立製作所と株式会社日立ハイテクファインシステムズ。

RED EYEに搭載される2つのシステム 図解

カメラを搭載するのは811系近郊型電車2編成(電車線路モニタリング装置については1編成)。搭載車両は『RED EYE』(商標権取得申請中)と名付けられ、2020年4月1日からこれらを用いた確認・点検業務が始まります。JR九州は各種検査業務の効率化を推進し、設備の品質向上や係員の安全性向上に繋げるとしています。

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鉄道チャンネル編集部
画像:JR九州


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