※2009年12月撮影

トップ画像は「長征」2日目、高山駅を出発したJR東海高山本線猪谷行が列車交換で杉原駅に停車しています。オリジナルが4:3フレームなのでトップ画像用の16:9に加工できる写真を選んだ結果です。

2日目高山駅、7:39発に乗ります。猪谷駅側先頭は、キハ48-6813。この車両は1980年(昭和55年)富士重工製キハ48-1530でした。1994年(平成6年)機関をカミンズC-DMF14HZB、変速機をC-DW14A(キハ85/75形採用のもの)に換装してキハ48-6513に改番。さらに1999年(平成11年)武豊線から高山本線に転用、キハ48-6813に改番。2015年(平成27年)に廃車され、ミャンマー国鉄に譲渡されました。

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※2009年12月撮影

高山駅構内の除雪車両「 DE15-1541」。3年後の2012年(平成24年)に退役、解体されました。これによってJR東海の機関車は消滅しました。

※2009年12月撮影

トップ画像の列車交換停車の杉原駅。JR東海管轄駅では最北端。隣の猪谷駅から富山県、JR西日本管轄駅です。2006年(平成18年)神岡鉄道廃止後は岐阜県では最北端の駅です。

雪が深い!

※2009年12月撮影

列車交換待ちの間に駅舎正面を撮ってきました。1985年(昭和60年)に無人駅化されました。

※2009年12月撮影

9時、猪谷駅に到着。JR東海高山本線はここまで、JR西日本に乗り換えます。

※2009年12月撮影

※オリジナルの写真が縦型なので加工しています

2017年(平成29年)1月、同じくJR東海高山本線で猪谷駅に到着した写真。富山まで行くJR西日本のキハ120形が待っています。雪が少ない年だったのかな。

※2017年1月撮影

逆にJR西日本高山本線で富山駅から猪谷駅に到着した時のカットです。ホームに乗り換えるJR東海高山本線のキハ25形2両編成が停まっています。

※2019年7月撮影

9:06猪谷駅発の富山駅行に乗りました。当時は北陸新幹線以前なので北陸本線がオリジナルのままでした。JR西日本キハ120形の車内路線図。

※2009年12月撮影

9:59、ほぼ10時に富山駅到着。富山側先頭車両はキハ120-348。「もっと高山本線」というステッカーが貼ってあります。JR西日本の非電化区間では頻繁に乗る車種です。現在の高架化された富山駅ホームとは全く印象が異なっています。

※2009年12月撮影

こちらは猪谷駅側、車番が読めません。300番台でした。

※2009年12月撮影

この後、富山駅から北陸本線の時代、青春18きっぷで敦賀駅。小浜線に乗り換えて東舞鶴駅。山陰線に乗り継いで豊岡駅。ここまでは全部電車でしたが、豊岡駅から浜坂駅は非電化です。

豊岡駅ホーム、キハ47形のトップナンバーキハ47-1です。キハ47形の暖地仕様は1977年(昭和52年)から1983年(昭和58年)までの期間に、トイレ有(1~193)、無し(1001~1134)の合計327両作られました。このうち189両(暖地仕様183+寒地仕様6両)が国鉄からJR西日本に引き継がれました。この後、改修される前の餘部橋梁を渡ったのですが夜間で何も見えませんでした。

※2009年12月撮影

浜坂駅でキハ121形に乗り換えて鳥取駅着22:13というなかなかハードな1日でした。高山駅から鳥取駅までは、営業キロで544.3km。朝から14時間34分の鉄道旅。鳥取のビジネスホテルに投宿。近所の居酒屋で明日に備えました。明日は因美線、津山線、山陽線、福塩線と乗り継いで三次に行きます。

※すみません、コラムの連番を枚違えていました。この回は本来244です。アップする順番も間違えていました。内容が続かないので分かり難くなってしまいました。ごめんなさい。今後は一層気をつけます。御宥恕ください。

 

(写真・記事/住田至朗)