※2014年7月撮影

12:58、村上駅に到着しました。

※2014年7月撮影

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大きな駅ですが、残念ながら駅そばはありません。仕方が無いので駅前で飲食店を探しましたが、洗った様に無いのです。ようやく見つけた和食屋でもり蕎麦(750円)を食べましたが・・・。

これがひどかった。茹で麺の蕎麦を水でもどしたダケ。当時、村上駅辺りでの食事は避けた方が賢明だと確信しました。最近はどうなんでしょうか。

※2014年7月撮影

村上駅跨線橋から。縦の写真を2枚列べています。

羽越本線はこの駅で運行系統が南北に分割されます。南側は直流ですが、この駅と北側の間島駅との間にデッドセクションがあって秋田駅までは交流区間です。

右に停まる特急「いなほ」は、JR東日本E653系交直流電車なので、このまま秋田駅まで運行されます。

しかしJR東日本新潟支社には一般型交直流電車を保有していないために、この駅から酒田方面への普通列車は全て気動車での運行になります。左にキハ40系2両編成が停まっています。「いなほ」の手前に停まっているのは新発田から村上まで往復する直流電車。記憶が曖昧ですが115系ではない様に見えます。何だったかな。

※2014年7月撮影

これが13:38発、酒田行普通列車。待望のキハ40系です。

※2014年7月撮影

先頭側がキハ40-526。残念ながらこの車両は新潟色から東北色に再塗装され、只見線で使用された後、2020年5月に郡山総合車両センターに回送、廃車されました。

※2014年7月撮影

後側は、キハ47-517。この車両も、2020年3月に海外譲渡のために甲種輸送された様です。

※2014年7月撮影

※オリジナルの写真・縦を加工しています

イメージアップ新潟色です。しかし、キハ40系もドンドン廃車されてゆきます。せめて彼等が写っている写真を可能な限りアップします。古い鉄道旅にユルユルとお付き合いください。

※2014年7月撮影

村上駅を出発。羽越本線の車窓は日本海天然記念物「笹川流れ」がたっぷり楽しめます。夏真っ盛りで海水浴を楽しむ人たちも見えます。

※2014年7月撮影

厳密には「笹川流れ」の範囲は決まっていますが、風景に境界線が引いてあるワケでは無いので、海浜の光景を楽しみながら羽越本線は北上します。

※2014年7月撮影

笹川流れの笹川は地名、村上市笹川です。かつての笹川村。基本的には奇岩、絶壁、洞穴などが日本海に向かって連続する場所です。何度も通っていますが、海に沈む夕陽も最高です。

※2014年7月撮影

府屋駅を過ぎて大川を渡ります。海側に国道7号線府屋大橋(136m)。

※2014年7月撮影

勝木(がつぎ)駅構内に、新潟市に本社を置く鉄道施設工事の第一建設工業の軌道モーターカーが駐まっていました。背後の山北徳州会病院が写っているので駅が分かりました。

※2014年7月撮影

村上駅から2時間17分で乗り換えの酒田駅に着きます。

(写真・文/住田至朗)