※2014年9月撮影

トップ画像は、阿佐海海岸鉄道の終点、甲浦駅ホームに停まるASA-300形。

前方にいた人物が飽きたのか、席に座ってスマホをさわり始めたので前に移動して前面展望を撮りました。終点の甲浦駅。

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※2014年9月撮影

おや、ホームには写真を撮っている方がいますね。

※2014年9月撮影

駅名標。前回書いた様に旧国鉄時代に阿佐線として計画された東側の工事完了直前だった海部~甲浦間が阿佐海海岸鉄道になっています。1992年(平成4年)開業。

※2014年9月撮影

ちなみに阿佐線の東側、奈半利~後免間は、この後乗る土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線として2002年(平成14年)に開業しています。

車両出入口から終端部。2019年からデュアル・モード・ビークル(DMV)用の改修工事が始まりましたが、筆者は未見です。

※2014年9月撮影

トップ画像では消えていた尾灯が点きました。

※2014年9月撮影

右の階段から降りてくると立派な甲浦駅舎。甲浦婦人会が売店を営業しています。オナカが減ってきたので売られていた「どん兵衛」を購入。お湯を貰ってお昼にしました。安上がりです。

※2014年9月撮影

駅舎の裏から甲浦駅の高架ホームが見えました。

※2014年9月撮影

そのまま左を向くと甲浦八幡宮があります。

※2014年9月撮影

9時59分発の高知東部交通バス奈半利行に乗りました。ガラガラに空いています。室戸岬を経て風光明媚な海沿いの国道55号線を進みます。まずはサーファーたちの多い白浜海水浴場が左手に見えました。

※2014年9月撮影

鉄道と違って駅が写せないので正確な場所がなかなか思い出せません。大雑把に太平洋です。

※2014年9月撮影

室戸岬を過ぎて室津漁港の辺りです。

※2014年9月撮影

なかなか眺めがよろしいのですが、バスの涼しい車内でウトウトしそうです。

※2014年9月撮影

正に室戸の町に「昭和九年海嘯襲来地點」、つまり1934年(昭和9年)の室戸台風による高潮が襲った地点の石碑がありました。

※2014年9月撮影

※オリジナル写真が縦なので加工してあります

昭和4年生まれの母親が5歳の時、西宮香枦園の浜にあった彼女の実家に襲来した室戸台風の高潮が如何に凄まじかったかを筆者は子供の頃から何度も繰り返し聞かされました。全国で約三千人の死者・行方不明者が出た台風です。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)