東京メトロは、同社が保有する全2720両の車内に抗ウイルス・抗菌処置を施工。7月から施工を始め、8月には全車両のコーティング施工を完了させる。

抗ウイルス・抗菌処置のスプレーを吹くのは、手すり、吊り手、握り棒、座席シート、壁面など。

効果はインフルエンザウイルス、大腸菌、黄色ブドウ球菌など。

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施工は綾瀬車両基地などの各車両基地で実施。1両の施工時間は10分。複数の担当者で施工する。

同社は、「コーティング剤はアルコールに弱いので、市販のアルコールティッシュなどで拭くとコーティングがはがれてしまう」と呼びかけている。