京王電鉄は今秋10月3日(土)~12月6日(日)までの土日・祝日に、新宿駅から高尾山口駅間で臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」を運行する。

運行スケジュール 画像:京王電鉄

「Mt.TAKAO号」は高野山の紅葉シーズンにあわせて運転される恒例の臨時列車。今年は下り「Mt.TAKAO号」2本、上りは「京王ライナー」として3本運行する。車両には10両編成の5000系車両を使用し、438席を用意。乗車券のほかに410円の座席指定券が必要で、京王チケットレスサービスや特定の券売機設置駅でも購入することができる。

Mt.TAKAO号として運行する際は新宿→高尾山口までノンストップの直通列車となり、途中駅での乗降はできない。上り京王ライナーは途中の高尾駅、めじろ台駅、北野駅、高幡不動駅、聖蹟桜ヶ丘駅、分倍河原駅、府中駅で乗車こそできるが、降車できるのは新宿のみとなっている。

画像:京王電鉄

「日本遺産認定記念乗車券」先行発売も

日本遺産記念乗車券 表面 画像:京王電鉄
日本遺産記念乗車券 中面 画像:京王電鉄

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2020年6月19日、八王子市が文化庁に申請したストーリー「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が東京都発の日本遺産に認定された。

これを記念し、京王電鉄は「日本遺産認定記念乗車券」を発売する。「一日乗車券」と「高尾山口発小児100円区間乗車券」の2種類がセットになったもので、発売価格は1,000円(税込)。台紙では高尾山周辺の構成文化財周辺地図と共に、文化庁に認定されたストーリーを紹介する。

10月17日(土)の新宿発「Mt.TAKAO号」と高尾山口発「京王ライナー」で先行発売したのち、翌10月18日(日)始発から一般発売を開始。京王線・井の頭線の15駅で取り扱う。具体的な発売方法や発売数に関しては9月25日(金)に京王HPで発表される。

これを記念したヘッドマーク付き車両も運行。2020年10月1日(木)から12月21日(月)にかけ、京王線全線で「高尾山トレイン」(8000系10両1編成)に掲出する。

祝日本遺産認定ヘッドマークイメージ 画像:京王電鉄

鉄道チャンネル編集部