西武鉄道 主要路線の終電20~30分繰り上げ、深夜帯の作業時間を確保

2020.11.10

西武鉄道は、2021年春にダイヤ改正を実施。深夜時間帯の利用状況が変化したこと、夜間作業時間を確保するなどで、主要路線の終電車(上り・下りとも)をおおむね20~30分繰り上げる。

◆池袋駅のゆき先別 終電 発車時刻 現行→改正後

【平日】
飯能ゆき 0:09 → 23:52
小手指ゆき 0:44 → 0:14
保谷ゆき 0:45 → 0:18

【土休日】
飯能ゆき 23:52 → 23:40
小手指ゆき 0:18 → 0:14
保谷ゆき 0:35 → 0:18

◆高田馬場駅のゆき先別 終電 発車時刻 現行→改正後

【平日】
本川越ゆき(拝島) 0:01 → 23:46
(本川越ゆき終電車は小平駅で拝島ゆき終電車に接続)
新所沢ゆき 0:47 → 0:18
上石神井ゆき 0:50 → 0:20

【土休日】
本川越ゆき(拝島) 23:47 → 23:35
(本川越ゆき終電車は小平駅で拝島ゆき終電車に接続)
新所沢ゆき 0:10 → 0:18
上石神井ゆき 0:33 → 0:20

深夜作業時間の実質時間は2~3時間

西武鉄道では、鉄道施設の保守・工事はおもに終電車~初電車の深夜帯に行っている。

近年、工事の機械化がすすみ、機械の搬入・搬出などにかかる準備時間を除くと、実質的な作業時間は2~3時間程度。これまで限られた時間で工事を実施する必要があった。

今後は、保守・工事量が増加すると見込まれるなか、労働力は減少。保守・工事に従事する係員の労務環境を改善し、保守・工事を安全かつ効率的に実施するためには夜間作業の時間を確保することが求められていた。

同社線ではエレベーター・エスカレーター設置やホームドア設置などの設備量が増え、2019年の設備投資額は約300億円。2013年からほぼ2倍の額にふくれあがっている。

いっぽう2045年の首都圏生産年齢人口は、2020年に比べ約2割減少することが予測され、労働力の確保が喫緊の課題といわれている。


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