三重と和歌山に、連節バスが姿あらわす―――。

三岐鉄道は12月4・5日の2日間、四日市市北部地区を中心に連節バスを走らせる。

2021年秋に四日市市内バス路線への連節バス(全長約18m)導入をめざし、走行環境や道路状況などを調査する。

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実施時間は12月4日が 8:30 ~ 19:00。5日が 6:00 ~ 18:00。

実施区間は4日が四日市市内(富田3丁目付近~山之一色町付近)、近鉄富田駅前・三洋堂前・四日市北警察署前・四日市大学・四日市看護医療大学前・キオクシア北門前・正門前・東門前など。

5日が四日市市内(富田3丁目付近~山之一色町付近~本町付近)、近鉄富田駅前・三洋堂前・四日市北警察署前・四日市大学・四日市看護医療大学前・キオクシア北門前・正門前・東門前・近鉄四日市駅前・文化会館前など。

―――南海も動く。

南海電気鉄道は、交差点などの道路改良の必要性や既存交通への影響などを検討すべく、公共交通BRTの共同研究に挑む。

試走ルートは、JR和歌山駅・南海和歌山市駅・マリーナシティを結ぶルートを検討中。試走車は、南海バスが関西空港内で運行している連節バスを使用する。

南海は、既存の路線バスに加え、BRTの導入がIR誘致実現時の交通輸送などの諸課題への対応に有効であると和歌山市に対し提案し、和歌山市と連携してその実現性についての検討をすすめていく。