線路が複雑なのは歴史が複雑だからですね【駅ぶら04】多摩湖線11

2021.01.07

※2020年11月撮影

トップ画像、多摩湖線、国分寺駅から乗って来た萩山行が国分寺行になって折り返してゆきました。西武鉄道9000系電車です。2019年(令和元年)3月まで二代目“L-train”でした。4両編成化されましたがレジェンドブルーのボディカラーは残されています。国分寺駅から筆者と一緒に乗ってきた親子連れ、4歳位の男の子がお母さんに「9000系のライオンズ電車だったんだよ」と説明していました。

坊や、やるなぁ・・・と爺は感心しきり。

さて萩山駅の【駅ぶら】ですが、とにかくホームで発着する電車に見とれてしまうのです。3番ホームから西武遊園地駅から来た多摩湖線の国分寺行が拝島線のレールを越えて出発して行きます。

※2020年11月撮影

今度は3番ホームに拝島線の上り列車急行西武新宿行が多摩湖線のレールを越えて入線してきます。多摩湖線の下り列車も八坂駅方面に遠く見えています。

※2020年11月撮影

しばらくすると今度は拝島線の下り各駅停車玉川上水行がやってきました。

※2020年11月撮影

出発して行く拝島線玉川上水行とすれ違いに多摩湖線国分寺行が3番ホームに到着。

※2020年11月撮影

いつまでも発着する電車に見とれてばかりもいられません。3番ホームの駅名標です。

※2020年11月撮影

萩山駅の歴史は複雑です。可能な限り簡略化します。1928年(昭和3年)多摩湖鉄道の駅として開業。現在の多摩湖線が萩山駅に向けて複線になる辺りに最初の萩山駅が設けられました。同年、本小平駅まで延伸開業。この時点では現在の西武新宿線小平駅とは繋がっていません。

1949年(昭和24年)多摩湖線が当時の西武鉄道村山線小平駅に繋がります。1958年(昭和33年)萩山駅が現在の場所に移設され国分寺から直接小平方面に繋がっていた線路は廃止・撤去されました。新宿方面から多摩湖方面への直通運転も可能になります。

1962年(昭和37年)萩山駅と小川駅間が開通、玉川上水駅~小川駅~小平駅が上水線に編入。1968年(昭和43年)玉川上水駅~拝島駅間が開業、小平駅~拝島駅間は拝島線になります。これで現在の線形になりました。

橋上駅舎に上がります。改札口横の売店は2018年(平成30年)に自動販売機店になりました。

※2020年11月撮影

改札内から3番ホームが見下ろせます。奥は西武遊園地駅・拝島駅方面です。

※2020年11月撮影

萩山駅の複雑な歴史で長くなったので、このまま次回に続きます

(写真・文章/住田至朗)


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