※2025年10月撮影

トップ画像は、流山キッコーマン工場の壁面にある「流山本町まちなかミュージアム」。明治30年代、流山小学校生徒が万上丸に乗って奉迎に出発する光景。誰かエライ人が流山に来られるのでしょうか。

野田醤油株式会社流山工場(現・流山キッコーマン株式会社)昭和15年(1940)頃。右手前から鉄道線路が見えます。

※2025年10月撮影

野田醤油株式会社流山工場内引込線(現・流山キッコーマン株式会社)昭和4年(1929)頃。

※2025年10月撮影

江戸川沿いの本町通りに出ました。歴史のありそうな商家があります。

※2025年10月撮影

国の登録有形文化財「寺田園旧店舗」です。「流山万華鏡ギャラリー&ミュージアム」として公開されています。

※2025年10月撮影

流山市教育委員会の解説板。

※2025年10月撮影

内容は以下です。

「寺田園旧店舗 国登録有形文化財第12-0154号

寺田家は流山村の草分けといわれる六軒百姓の一つで、明治30年代の街並みを記した資料には「寺田茶乾物屋」とあり、昭和38年に移転するまで店舗として利用されていました。

旧店舗は、流山本町の大通りに西面を入口にして建ち、通りに唯一残る黒漆喰仕上げの土蔵造りの見世蔵です。建物は間口4間、奥行2間で、2階建て寄棟造、平入瓦葺きです。正面側には奥行7尺の前庇、背面には奥行1間半の後庇を設け、さらに1間の後設下屋が付いていました。

建築年代は、寺田家の「諸事支払簿」に「見世蔵間口4間奥行5間2尺 明治22年9月立前」と記録されているほか、建物二階の梁には、「明治22年9月建 寺田伊助 75年8ヶ月」と書かれた墨書があります。

寺田園旧店舗は、米などの物資が集荷された江戸川の水運業やみりん醸造業で栄えた時期に建てられた、流山本町に遺る貴重な文化財です。 平成25年3月 流山市教育委員会 」

ギャラリーにお邪魔しました。国の登録有形文化財証があります。

※2025年10月撮影

万華鏡が飾られています。

※2025年10月撮影

小学生の時に作った万華鏡と、ちょっと(ホンとはかなり)違います。

※2025年10月撮影

これらは、美しい硝子の工芸品です。

※2025年10月撮影

初めて万華鏡の工芸品を見ました。すごいです。一見の価値があります。

散歩を続けます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などはつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道株式会社)の許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

首都圏新都市鉄道株式会社 会社要覧2024

るるぶ情報板関東31 つくばエクスプレス JTBパブリシング 2025年5月1日

つくばエクスプレス沿線アルバム 生田誠 山田亮 アルファベータブックス 2023年8月5日

つくばスタイル No.12 枻出版 2011年4月10日

つくばエクスプレス 最強のまちづくり 塚本一也 創英社 2014年10月23日 他

流山市の庚申塔については 流山市立博物館調査研究報告書『流山庚申塔探訪』流山市教育委員会発行を参照しています