坂はないけれど【駅ぶら04】多摩湖線14
※2020年11月撮影
トップ画像は、多摩湖線八坂駅ホームに到着した国分寺行上り電車。ウィークデイの午後です。
駅名標。
※2020年11月撮影
何と八坂駅は、戦時中の1942年(昭和17年)日本陸軍の要請で作られた駅でした。沿線に陸軍少年通信兵学校と陸軍兵器補給廠小平分廠が建設されることになり、停留所の設置に至りました。戦火の下、他の観光路線が次々に休止される中でも多摩湖線は休止されませんでした。
1996年(平成8年)ホームが8両編成に対応するため萩山駅方向に延長されました。2000年(平成12年)府中街道拡幅(4車線化)にともない駅舎が新しく作られました。陸軍兵器補給廠小平分廠跡は、現在のブリジストン東京工場です。
地上に降りて改札口を出ます。
※2020年11月撮影
運賃表。国分寺線と拝島線が近くを通っています。
※2020年11月撮影
駅出入口にはユニークな駅名の看板があります。右上が多摩湖線、左は府中街道を渡る人道橋。
※2020年11月撮影
人道橋の下から、右が府中街道。ちょうど多摩湖線の下り電車が通過します。
※2020年11月撮影
駅の南100m、府中街道の八坂交差点。左がブリジストン東京工場、府中街道を拝島線が越えているのが見えます。
※2020年11月撮影
八坂駅側を振り返っています。
※2020年11月撮影
現在のホームと駅舎になる以前、ホームと駅舎は手前(南)側にありました。
※2020年11月撮影
駅の方に戻っています。
※2020年11月撮影
府中街道を渡った場所に八坂延命地蔵尊があります。昭和32年(1957年)多摩湖線ガード下の府中街道で交通事故に遭い亡くなった小学2年生の男児2人の菩提を弔うために建立されたお地蔵様です。その後、梅岩寺住職によって延命地蔵尊と命名されています。
※2020年11月撮影
延命地蔵尊の横を通って多摩湖自転車歩行者道を西に進みます。
※2020年11月撮影
国分寺線の踏切が見えました。
※2020年11月撮影
既に書きましたが、筆者は10年以上前に武蔵小金井の実家を出発して、この道を多摩湖の終点まで歩いたことがあるので、その時の記憶が蘇ります。
※2020年11月撮影
国分寺線の電車が通過しました。
※2020年11月撮影
踏切から国分寺線東村山駅方向です。
※2020年11月撮影
反対の小川駅側、多摩湖線の鉄橋があります。
※2020年11月撮影
多摩湖線電車が通過しました。
※2020年11月撮影
八坂駅の方に戻ります。人道橋を渡ります。
※2020年11月撮影
府中街道を渡る橋梁と八坂駅が見えます。
※2020年11月撮影
駅出入口の上から。
※2020年11月撮影
人道橋を降りました。多摩湖自転車歩行者道が萩山駅方面にのびています。
※2020年11月撮影
実はすごく空腹だったので八坂駅の近くのお店でお昼をいただきました。味はさておき、料理が出てくるまでに20分以上かかって、タダでさえ撮影時間が厳しいので焦りました。これ以降、時間に余裕のない時は、駅そばかマクドナルドで済ませることにしました。20分あれば食後の一服までできます。(笑)
(写真・文章/住田至朗)