京福電気鉄道 嵐山線 北野白梅町駅に新駅舎、2021年3月 供用開始

2020.12.11

京都、金閣寺や北野天満宮への最寄り駅で、京福電気鉄道 嵐山線(嵐電)北野線の終着駅―――北野白梅町駅。

この京都市北西部交通拠点、北野白梅町駅はいま、リニューアル工事のまっただなか。2021年3月には、新駅舎が供用を開始する。

新たな駅舎には、駅係員を配置したインフォメーションコーナー、待合時間に利用できるベンチ2台、嵐電沿線地域や西陣・北野エリアを案内するデジタルサイネージ2台などを設置。構造は鉄骨造平屋建、建築面積は43.68平米。

嵐山駅を担当した GLAMOROUS co.,ltd.森田恭通代表による「白梅」モティーフのデザインを採用。夜は穏やかな光で演出するなど、景観にも配慮した。

加速する、嵐電の交通ネットワーク強化戦略

北野白梅町駅はことし3月、駅に併設した京都市バス急行102号系統の金閣寺・北大路バスターミナル方面行きバス停が供用開始。結節改善を実現し、同時に駅施設のバリアフリー化などを施した。

2020年度計画の駅前広場整備・駅舎新設工事は、2020年11月に着工。現在、2021年3月下旬の供用開始をめざし、工事がすすむ。

京福電気鉄道は、京都市営地下鉄東西線との乗継駅として、嵐電天神川駅を新設(2008年3月)して以降、撮影所前駅の新設(2016年4月)でJR西日本 山陰線 太秦駅との結節改善、嵐山本線西院(さい)駅の阪急西院駅との結節・バリアフリー化(2017年3月)と、嵐電の交通ネットワーク強化戦略を推進。

嵐電北野線では、2017年度以降、バリアフリー未対応駅のスロープ整備、ホーム嵩上げ、点字タイル・点字案内板の設置など、バリアフリー化事業を集中的に進めてきた。

嵐電北野線と北野白梅町駅の歴史

嵐電北野線は、京福電気鉄道の前身、京都電燈が敷設した軌道線。1925年11月3日に高雄口(現・宇多野)~北野で部分開業。翌1926年3月10日に帷子ノ辻~高雄口が開業し、全通。ことし2020年で開業95周年をむかえた路線。

そして今出川通りの拡幅・市電敷設事業のなかで、1958年に北野白梅町~北野の路線と北野駅が廃止。北野白梅町駅をリニューアル開業し、同駅を起終点とする現在の北野線の姿になった。


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