2020年12月28日(月)、京成電鉄の新たな輸送サービス「KEISEI SMART ACCESS」が始まりました。

原則として帰国・入国後14日間は公共交通機関の利用を控えるよう要請されていますが、京成電鉄は関係当局の指導のもと、感染防止対策を徹底し、成田空港から都内への移動をサポートします。

サービスを利用できるのは帰国・入国後の新型コロナウイルス検査対象外の方、もしくは成田空港での検査の結果が陰性であった方。

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スカイライナー8号~64号の8号車を専用車両とし、7号車を空車に。8号車は荷物棚など車内消毒を徹底。販売する座席数も総座席数の半分にあたる20席のみとします。

サービス利用者は対策の施された専用車両に乗車し、京成上野駅へ。同駅からは係員の誘導により駅直結の地下ロータリー・ハイヤー乗り場/京成上野駅駐車場へ移動し、そこからハイヤー又は送迎車などで目的地まで移動します(目的地は東京23区内に限る)。

サービスは「KEISEI SMART ACCESS PREMIUM」(20,000円)と「KEISEI SMART ACCESS」(4,500円)の2種類で、前者は前日までの事前予約が必要、後者は当日の受付が可能です。

スカイライナーの車内換気イメージ

イメージ画像:京成電鉄

2020年12月22日付の京成電鉄「新型コロナウイルスに関する感染予防について」という発表の中で、一般車両とスカイライナー車両の車内換気イメージが公開されています。

一般車両は窓と扉で車内換気を実施。窓を約10cm(大人の握りこぶしひとつ分)開けて走行することで車内の空気が10分程度で入れ替わるとしています。

窓が開かないスカイライナー車両では、換気装置で排気、空調装置で外気を取り込むことで強制的に車内換気を行い、一般車両より短い7分程度で車内の空気を入れ替えています。

鉄道チャンネル編集部