秩父鉄道は、急行列車用6000系2本に2021年1月1~11日、開運号ヘッドマークをつける。

ヘッドマークには2021年の干支、丑年(うしどし)にちなんだイラストが描かれている。

急行 開運号 に乗車するには、普通乗車券のほかに急行料金(大人210円・子ども110円)が別途必要。

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秩父鉄道 急行列車用6000系は、西武鉄道 新101系をベースに3両編成3本に更新したくるま。座席には西武鉄道10000系ニューレッドアローについていたクロスシートを流用している。

秩父鉄道車両の各形式のなかで、鋼鉄製車体はこの6000系のみ。白とブルーが2本、秩鉄オリジナルカラーが1本、急行で活躍中。

秩父鉄道6000系による急行列車は、熊谷~影森の間で運転。同区間をほぼ1時間で結んでいる。

開運記念入場券も発売

また秩父鉄道では、2021年1月1日から、「開運記念入場券」を発売。

2021 年の干支、丑のイラストが入ったC型カラー硬券入場券で、裏面には願い事が書ける。絵馬型の台紙には、急行開運号やアマビエイラストもいる。裏面には秩父三社が描かれている。

発売は、秩父鉄道 長瀞、秩父、三峰口の各駅窓口、秩父鉄道通販サイト「ちちてつ e-shop」で。ちちてつ e-shop では、3駅セット販売のみ。価格は各170円。

絵馬型台紙イメージから、正面にむいた牛の絵が描かれたヘッドマークが秩鉄オリジナルカラーの6000系に、牛が跳ねるシルエットのヘッドマークが白とブルーの6000系につくか、それとも前後で違うデザインのヘッドマークをつけるか――現地に行ってのお楽しみ。