阪急京都線7300系に顔がまるで違う編成がいる

2021.02.14

1980年代にアルナ工機でつくられた阪急電鉄7000系。その京都線仕様の7300系のなかでも、異彩を放つ存在が、正雀車庫所属7320編成。

7300系は、初めて京都線に登場した界磁チョッパ制御車で、2010年代から更新が本格化しVVVFインバータ制御へ変更。この7320編成はVVVF化はなく、界磁チョッパ制御のまま走っている。

ボディは7300・7301編成は普通鋼製車体、7302編成以降はアルミ車体を採用。普通鋼製の7320(7300)編成は、もともと6両編成だったのを、アルミ製のモータなし中間車(T)を2両組み入れて8両化。

前2両がモータつき車、中間車4両がモータなしで、M-M-T-T-T-T-M-M という“プッシュプル”のような編成を組む。

7320編成が異彩を放っているのは、その顔。阪急8000系や9000系に似た前面形状に更新した点。

前面窓と貫通扉の窓は従来よりも縦に大きくとり、ガラス内にカラーLED化した列車種別・行き先表示が含まれる格好に。貫通扉まわりのシルバーも、ヘッドライトを含むまで拡大させた。

貫通扉の上につくヘッドライトや、窓下の尾灯などもLED化。車番は貫通扉中央から左下に移した。

シルバー化した前面フットステップを尾灯の下につけ、さらに窓下にシルバーの手すりもついて、表情をひきしめている。

この7300系7320編成は、大阪メトロ(Osaka Metro)堺筋線乗り入れにも対応。地下鉄線内でも遭遇チャンスがある。


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです