片道170km 路線バスルートで大和八木から新宮へ 日本旅行がファン向けバスツアー

2021.03.09

「日本最長路線バス八木新宮線の旅」ツアーパンフレット

日本旅行は、高速バスを除く一般路線バスとして日本最長の奈良交通八木新宮線のルートを忠実にたどる、バスツアー「日本最長路線バス八木新宮線と奈良交通営業所(十津川・新宮車庫・葛城)撮影会の旅」を2021年4月10日と17日出発、いずれも1泊2日の行程で催行する。基本はバスツアーだが、ルート後半には鉄道ファンへのお勧めポイントがある。

八木新宮線は近鉄大和八木駅発JR和歌山線五条駅(自治体は五條市)経由JR紀勢線新宮駅に至るルートで、路線延長166.9km、停留所167ヵ所、平均的所要時間6時間半という、バスファンには超有名な路線だ。

鉄道に関係するのは五条―新宮間の約120kmで、通称は五新線。戦前に着工し、太平洋戦争により中断。1957年から工事を再開し、1959年までに五条から旧西吉野村城戸付近まで11.7km区間の路盤が完成。その後も工事が進められたが、国鉄の経営悪化や自動車の普及などで、1982年に工事中止が決まった「未成線」として知られる。

日旅のツアーは、八木新宮線のルートをツアーバスで忠実にたどる。バスは、八木新宮線を不定期にしか走行しない奈良交通の日野ブルーリボンⅡトップドア車を使用。バスツアーながら路線バスの雰囲気を出すため、特別に路線バスの案内放送を流し、運賃表も表示もする。

さらに道中は、奈良交通十津川営業所や新宮車庫・葛城営業所に停車、構内解放してツアー客専用の撮影会を開催。大型から小型までいろいろなバス車両を並べて、参加者にシャッターチャンスを提供する。

新型コロナへの対応では、1人1席利用の基本プランのほか、1人2席利用の2席占有プランも。目的地の新宮ではホテルに宿泊。2日目は、同じルートを大和八木まで帰る。申し込み受付は2021年3月10日15時から。

文:上里夏生
(画像:日本旅行)

※2021年3月12日10時35分……一部記載内容を訂正させていただきました。(鉄道チャンネル編集部)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです