京急、2025年大晦日「終夜運転なし」も終電繰り下げ 元日に臨時特急「初日号」 大師線は初詣で増発

京急電鉄が2025年度の年末年始特別ダイヤについて発表しました。大晦日の終電繰り下げ、川崎大師への参詣客を輸送する大師線の増発や、元日の臨時特急「初日号」運行などが盛り込まれました。なお、2025年12月30日~2026年1月4日は基本的に「土休日ダイヤ」での運行となります。
終夜運転は実施せず、ただし……
今年度は終夜運転を行いません。ただし、大晦日は「よこすかカウントダウン2026」などのイベントに合わせ、終電の繰り下げが行われます。
年明けの2026年1月1日(木・祝)は臨時特急列車「初日号」を運転。品川を4:57に出発し、横浜(5:20発)などを経由して、三浦海岸には6:10に到着します。「初日号」は三浦半島方面での初日の出参拝に特化した列車で、これ以外の始発列車の繰り上げはありません。
大師線は年明けから臨時ダイヤ
大師線といえば川崎大師。初詣客でごった返すこの時期、大師線は通常時よりも列車を増発して対応します。期間中、日中は約6分間隔で運転され、参拝客をピストン輸送します。
【対象期間】
2026年1月1日(木・祝)~1月6日(火)、2026年1月10日(土)~1月12日(月・祝)

6年ぶりに復活する「直通大師線」(バス)
鉄道だけでなく、バスも年末年始仕様に。京急バスや臨港バスも基本的には休日ダイヤなどで運行されますが、いくつか注意点があります。
臨港バスでは、川崎駅前から川崎大師までを直結する「直通大師線」が6年ぶりに運行されます。期間は1月1日~1月3日で、川崎駅前を9:42~11:57の間に出発(15分間隔)。
横浜駅(YCAT)や川崎駅から「三井アウトレット木更津」へ向かう高速バスなどは、初売りセールに向かう買い物客のために臨時便の増発や時刻変更を実施。一方で、学校や企業の休みに合わせた通勤・通学路線の運休や、鎌倉駅周辺の交通規制に伴う運休などもあるので、普段バスを使っている人は要注意です。1月3日は箱根駅伝により川崎駅東口・鶴見駅東口を発着する系統に大幅な遅延が見込まれます。
「京急年末年始ダイヤ」概要

年末年始の土休日ダイヤ運行期間は、2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)です。
【大師線臨時ダイヤ】
・期間:2026年1月1日~6日、1月10日~12日
・内容:列車増発(日中約6分間隔)
【大晦日(12/31)】
・終電繰り下げあり(終夜運転なし)
・「KEIKYU OPEN TOP BUS MIURA」などは運休(12/29~1/3)
【元旦(1/1)】
・臨時特急「初日号」運転(品川4:57発→三浦海岸6:10着)
【お得なきっぷ】
12/30~1/3は「みさきまぐろきっぷ」などの企画乗車券は発売休止(一部除く)

お出かけの際は、終電の時間やきっぷの発売状況をよく確認して、良いお年をお迎えください。
(画像:京急電鉄のWebサイトより)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
【関連リンク】