埼玉西武ライオンズの本拠地、メットライフドームに誕生した新しい鉄道スポット「トレイン広場」の西武鉄道101系クハ1262。

西武所沢車両工場で1980年につくられたクハ1262は、2020年12月深夜に西武鉄道横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)からトレーラーに載せられてここメットライフドームへ。

メットライフドーム全体のリニューアルにあわせ、車両外観なども更新。「L-train 101」と名付けられたクハ1262は、3月8日にルーフ部などに更新がみえた。

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ルーフ部をみると、L形の列車無線アンテナのうえに丸形スピーカーが、集中式クーラーの両サイドには、片側3器ずつ角型スピーカーがついている。

3月8日時点で列車方向幕は、西武多摩湖線の終点「西武遊園地」だった。「こうした方向幕などは今シーズンにあわせて更新し、球場内のゲームやイベントにあわせた表示や音響演出を計画している」(西武ライオンズ広報担当者)という。

また、片側は床下もながめられる。クハ1262の台車には「SUMITOMO SUMIRIDE」と記されたプレートや、住友グループの社紋、「FS072」と刻まれた文字もみえた。

客室内や運転台にも入れる。運転台はほぼ、現役時代のまま。

西武ライオンズは「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2021シーズンは当面の間、利用できない。詳細は決まり次第、オフィシャルサイトでアナウンスする」と伝えている。

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