なな、なにこれ!? メットライフドームに西武鉄道101系クハ1262伊豆箱根鉄道色が1両……!?

2017年12月から改修工事が続いてたメットライフドーム(西武球場)。その1塁側、ことし2020年に新設したトレイン広場のなかに、西武鉄道101系クハ1262が突如現れた。

このクハ1262は、西武所沢車両工場で1980年につくられたくるま。登場から40年間走り続け、2018年2月からは伊豆箱根鉄道色でおもに多摩湖線で活躍。ことし11月に現役を引退した。

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クハ1262は12月18日22時45分ごろ、トレーラーに載せられて西武鉄道横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)を出発。

約100kmの道のりを経て翌19日3時30分ごろにメットライフドーム(埼玉県所沢市)に到着。

11時10分ごろから車体をクレーンで吊り上げ、トレイン広場に敷いたレール上に、降臨と――――。

メットライフドームの新しいシンボル、クハ1262は、2021年1月には新ラッピングスタイルに。

ドーム側の車体は、白をベースにレオの横顔を。反対側はライナのイラストをあしらいカラフルなデザインに。また、運転席のレオ、入口横のライナといっしょに写真撮影も楽しめるという。

また、車両の上部にスピーカー、広場内に演出用の照明を複数台設置し、3月のオープン後、ライオンズがホームランを打ったときや勝利時には、ドーム内のLビジョンや音響・照明と連動した演出があるとか。

――――長さ20m、幅2.881m、高さ4.065m、重量30.0tのクハ1262。ライオンズの勝利といっしょに動く姿が、楽しみ。