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2020年末、メットライフドーム(西武球場)の1塁側「トレイン広場」に設置された「101系」――

西武所沢車両工場で1980年に製造され、およそ40年近く活躍してきたこの車両。引退して間もなく新たな活躍の場を与えられ、改装が進んでいます。2021年1月18日からはラッピング作業も始まり、本日20日には埼玉西武ライオンズの2021年新入団選手たちの手で最後の仕上げが行われました。

ドラフト1位で入団した渡部健人(わたなべけんと)選手が車両の運転席に球団公式マスコットのレオを、2位の佐々木健(ささきたける)投手、3位の山村崇嘉(やまむらたかよし)選手、5位の大曲錬(おおまがりれん)投手が、車体横に「隠れレオ」と「隠れライナ」をそれぞれ貼り付けています。

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名称も「L-train 101」(エルトレイン いちまるいち)に決定。これは埼玉西武ライオンズ・ラッピング電車の「L-train」に、設置した車両の形式を表す「101」を組み合わせて表現したもの。「『いちまるいち』と呼びやすく、お子さまからおとなの方まで多くの皆さまに親しんでいただきたい」との思いから命名したそうです。

「L-train 101」は今後、内装や演出用の設備などの施工を行い、2021年3月にメットライフドームエリアの新しいシンボルとしてオープン予定。また、株式会社トミーテックが展開するミニチュア鉄道模型シリーズ「鉄道コレクション」にて、「L-train 101」鉄道模型の制作も決定しました。N ゲージサイズ、実寸の1/150スケールで、発売時期は2021年6月予定。ライオンズストアオンラインやライオンズ チームストア フラッグスで販売します。

鉄道チャンネル編集部

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