東京メトロ 丸ノ内線 四ツ谷駅 ホーム屋根上に設置した太陽光発電システムが、きょう3月26日から稼働。ホームドアやエレベーターなどの駅施設の電力に活用する。

画像は、上智大学側から四ツ谷駅を撮影したもの(東京メトロ提供)。丸ノ内線線路の手前にJR中央線の線路がみえる。奥左手には迎賓館。

この四ツ谷駅ホーム屋根上太陽光パネルの最大出力は 164kW、想定されるCO2排出量削減効果は年間約 69.7t を見込む。

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再生可能エネルギーの活用を推進する東京メトロは、地上駅のホーム屋根上で太陽光発電システムを稼働させ、ホームドアやエレベーターなどの駅設備に活用する取り組みを2008年から実施中。今回の丸ノ内線四ツ谷駅への導入は11駅目。

これまで、千代田線 北綾瀬駅(20kW)、東西線 南行徳駅(132kW)、東西線 妙典駅(253kW)、東西線 浦安駅(98kW)、東西線 西葛西駅(99kW)、東西線 葛西駅(93kW)、東西線 原木中山駅(150kW)、東西線 行徳駅(108kW)、日比谷線 南千住駅(80kW)、東西線 西船橋駅(166kW)のホーム屋根上などに太陽光パネルを設置し、駅施設で要る電力をまかなってきた。

東京メトロは2021年3月、新たに長期環境目標「メトロCO2ゼロ チャレンジ 2050」を設定し、グループすべての事業における先端技術の採用や改善活動などの創意工夫で、東京メトログループ全事業が排出するCO2量「2030 年度マイナス30%(2013年度比)、2050年度実質ゼロ」をめざす。