山手線の上を行く東横線トラス橋、引き出し工法で解体した跡地

2021.04.04

東京メトロ副都心線が開業し、東急東横線と相互直通が始まったのが2013年。

画像はそれよりも前。山手線や貨物線の上を東横線が横切っていたころ。

東横線 代官山~渋谷の線路は、2013年の副都心線相互直通運転にあわせ地下化。横浜方面の電車は30パーミル前後の上り勾配とカーブを行き、代官山で地上へ顔を出す。

この東横線 地下ルート 勾配区間は、渋谷寄りがシールドトンネル、代官山方が箱型トンネルでつくられた。

残ったこの東横線ポニーワーレントラスは、遊歩道化やモニュメント化する構想などをやめ、撤去へ。

東急の鉄橋を撤去する工事は、JR東日本に委ねられ、引き出し工法という工事で、渋谷方へスライドして山手線上空から鉄橋を外していった。

渋谷寄り高架橋跡地に移された鉄橋は、渋谷清掃工場の高い煙突の足元で解体され、鉄はリサイクルへとまわされた。

この現場をいま、Googleマップでみると、その高架橋跡がよくわかる。路上から見るよりも立体的にわかる。

ここ鉄橋跡地から渋谷へむけて左カーブする軌道跡にはいま、SHIBUYA BRIDGE(渋谷ブリッジ)が出現した。

渋谷川側は保育所認定子ども園「渋谷東しぜんの国こども園small alley」が入るA棟、旧鉄橋側はストリートオフィス「TRAIN TRAIN TRAIN(トレイントレイントレイン)などが入るB棟が並ぶ。

ちなみに、この鉄橋跡地や渋谷ブリッジ付近を歩いても、東横線が上空を走っていた時代の痕跡は、みあたらない。


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