京急1000形の最新モデル、ロングシート・クロスシート転換座席搭載、新型1000形がさらに増える。

京浜急行電鉄は2021年度、この転換座席搭載 新型1000形を4両編成3本(12両)を新造する計画。

すでに営業運転に入っている新型1000形20次車(1890番台)4両編成2本は、総合車両製作所(J-TREC)の車体製造共通プラットフォームパッケージ サスティナ(sustina)を採用。

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今年度に増備する3本については、「製造会社などは未定」(京急)という。

運行中の1000形20次車4両編成2本は、先頭車をモータつき車(M)、中間車2両をモータなし車(T)とし、M-T-T-M の順に連結し、プッシュプルのような動力構成に。

また制御装置は中間車床下に設置。中間車の2号車にバリアフリー対応洋式トイレ、3号車に男性用トイレがつく。

既存1000形20次車4両編成の平日は、三浦海岸 06:09発 モーニング・ウィング 品川行きに入る。同形4両は横須賀中央、金沢文庫、上大岡、と途中とまり、品川に 07:28着。

途中、金沢文庫でクロスシート2ドア2100形8両編成に後方から併結し、金沢文庫~品川は12両編成で走る。

ちなみに京急で12両編成ぶんのホームをもつ駅は、このモーニング・ウィング停車駅のほか、川崎新町、平和島、青物横丁、京急蒲田など、品川~金沢文庫の特急停車駅。

京浜急行電鉄は今年度、平和島駅、京急東神奈川駅、日ノ出町駅、追浜駅、汐入駅でホームドア設置をすすめるほか、花月総持寺駅、金沢八景駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅で駅舎耐震・改良工事をすすめる。

◆京急電鉄 新型車両1000形20次車、座席転換/トイレ/電源などいろいろ初搭載し5/6登場! 久里浜検車区に処理施設も新設
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