日向灘から200mしか離れていません【木造駅舎コレクション】036
※2021年4月撮影
トップ画像は、日豊本線高鍋駅島式ホーム下り側から側線に駐まる保線車両。駅の東側は日向灘まで森が広がっています。浜まで200mほどですが海の気配はありません。
駅出入口。
※2021年4月撮影
待合室はかなり広いのですがベンチは一つ。木張りの天井が良いです。
※2021年4月撮影
ベンチサイドから窓口側。
※2021年4月撮影
改札口が残っています。表示はありませんがみどりの窓口が営業中。
※2021年4月撮影
改札口。
※2021年4月撮影
構内に出る前に近距離きっぷ運賃表で高鍋駅の位置をみておきましょう。黄色いアンダーラインの宗太郎駅からは延岡駅を挟んでかなり離れています。
※2021年4月撮影
偶然ですが、宗太郎駅は日豊本線462.6kmのほぼ真ん中、小倉駅から231.0km。高鍋駅は小倉駅から313.6km、宗太郎駅からは82.6kmです。一つ前の木造駅舎上岡駅は表の外です。
改札口の外に出ました。
※2021年4月撮影
点字ブロックがある様に、こちらに島式ホームに渡る跨線橋があります。
※2021年4月撮影
その前に北側に行ってみます。
※2021年4月撮影
駅舎の前、古くはホームだったのでしょうか。
※2021年4月撮影
跨線橋の方に戻ります。
※2021年4月撮影
跨線橋から下り鹿児島駅方面。左に側線と貨物ホームが残っている様です。地元の方に聞いたアルコール工場は右奥に当たります。
※2021年4月撮影
こちらは上りの小倉側。
※2021年4月撮影
木造駅舎をアップで撮ります。
※2021年4月撮影
ホームの駅名標。バックに駅舎正面がきました。
※2021年4月撮影
高鍋駅は、1920年(大正9年)開業。鉄道省の吉松駅~宮崎駅~高鍋駅間が宮崎本線になったタイミングです。1922年(大正11年)にかけて延伸が続き日向長井駅までが開業します。終戦1ヶ月前1945年(昭和20年)7月、空襲で駅は全焼。1947年(昭和22年)新しく駅舎が建てられました。
ホーム上り線側から木造駅舎。こちらから見ても大きい駅舎です。
※2021年4月撮影
トップ画像の保線車両は正面の跨線橋辺りから撮りました。
※2021年4月撮影
では次の木造駅舎に行きます。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。