ここは栃木県宇都宮市下平出町。休日はキャンプやバーベキューを楽しむファミリーやグループの笑い声が聞こえてくる鬼怒川河川敷。

画像↑↑↑は鬼怒川の左岸(東岸)から宇都宮駅方面をみた光景。

鬼怒川に架かる新しいコンクリート製高架橋は、宇都宮ライトレール 鬼怒川橋りょう。マップ↑↑↑で平石中央小学校前~飛山城跡の間にある橋りょう区間。

ニューマチックケーソン工法と張出し架設工法による重厚なつくり

宇都宮ライトレール(芳賀・宇都宮LRT)といえば、鉄軌道事業のいわゆる路面電車のイメージ。この鬼怒川橋りょうをみると、高速鉄道の高架橋のようにもみえるほど、重厚。

この鬼怒川橋りょうは、橋脚部分などをニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)で、PC橋部分などを張出し架設工法で架設した。

張出し架設工法は、橋脚から左右にバランスをとりながら、PC(プレストレストコンクリート)を使ってて橋を伸ばしていくつくりかた。

地上からの支えなしで、移動作業車(ワーゲン)を使いながら、支間中央にむかってブロックごとに、コンクリートを少しずつ打ち継いでいく。

鬼怒川橋りょうから東へ、高度を下げていく高架橋の先に……

鬼怒川橋りょうから東へ、高度を下げていく高架橋の先に、飛山城跡電停ができる。設置位置は画像↑↑↑の高架橋が最も低い地点あたりにできるイメージ。

飛山城跡電停付近には、PCまくらぎが整然と積まれていた。これも、鉄道建設現場でしかみられない光景。

実際の飛山城跡は、この電停設置位置付近から700メートルほど北にある。

飛山城跡電停付近には高さ制限3メートルの架道橋もできていた↓↓↓

この道を700メートル北に行くと、飛山城跡の小高い丘がある。この飛山城跡電停では、バスなどの地域内交通を接続させる計画もある。

◆鬼怒川橋りょうと飛山城跡電停付近にあるPCまくらぎ_宇都宮ライトレール建設現場を歩く
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