箱型とPC桁の高架橋で栗畑の丘を越え、また勾配_宇都宮ライトレール建設現場を歩く
2023年開業をめざし建設工事がすすむ宇都宮ライトレール(芳賀・宇都宮LRT)。その最も大がかりな工事現場といえる鬼怒川橋りょうとその前後は、重厚なPC桁の高架橋と勾配が連続する区間。
宇都宮駅方からやってきた電車が鬼怒川橋りょうをわたると、最初の電停が飛山城跡。
最も低いところあたりに飛山城跡 電停
画像は終点の芳賀・高根沢工業団地を背にして飛山城跡電停、さらに宇都宮方面をみた光景。
最も低いところあたりに飛山城跡 電停ができるイメージ。
再び高度を上げて丘へとむかう
宇都宮ライトレールの高架橋は、飛山城跡 電停付近から再び高度を上げていき、丘の上の田畑へとむかっていく。
高架橋の足元から橋桁をみると、まるで高速鉄道の高架軌道のような重厚なつくり。
地形にあわせてか、箱型橋脚の区間と、張出し架設工法によるY字橋脚+PC桁がある。
この現場は、Googleマップで舘神社の200メートルほど西。軌道はこの先、作新学院大学へむけて続く。
栗畑の丘を箱型とPC桁で貫き清陵高校前電停から一転、地平軌道へ
さらに作新学院大学側へと行き、国道408号付近からみえた宇都宮ライトレール高架橋。
箱型高架橋で小高い丘を越え、その先の地平へむけて再びPC桁の高架橋で下ってくる。このあたりも高架橋の勾配が連続する。
さらにこの先、宇都宮ライトレール高架軌道は、作新学院大学付近から東に広がる清原工業団地のレベルまで再び高度を上げていく。
作新学院大学付近、清陵高校前電停から宇都宮ライトレールの軌道は、こうした高架軌道から一転し、サイドリザベーションや併用軌道の地平区間へとつながっていく。
◆鬼怒川橋りょうと飛山城跡電停付近にあるPCまくらぎ_宇都宮ライトレール建設現場を歩く
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◆宇都宮ライトレール新型車両 HU300形_新潟トランシスから車両基地へ搬送
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