西武4000系電車を改造した観光列車、旅するレストラン「52席の至福」の2021年10月~12月期を担当する監修シェフおよびメニューが発表された。今回はブランチコース・ディナーコースともに埼玉県所沢市の人気レストラン「CPレストラン」料理長の塩野 恭男氏が監修し、埼玉の素材も使用した料理を提供する。

また10月からの新メニュー開始に際し、プリンスホテル エグゼクティブシェフソムリエの市村 義章氏がそれぞれの料理に合わせてセレクトした全4種のワインの提供を開始する。

たとえばブランチコースのオードブルには白ワイン「ミュスカデ ・ド・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー ドン・キショット」を、ディナーコースの肉料理には赤ワイン「シャトー・ミシェル・ド・モンテーニュ “キュヴェ・レザミ”」を合わせるといった具合。

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「是非、『52席の至福』の美味しい料理と市村氏おすすめワインのペアリングをお楽しみください」(西武鉄道)

11月には3回の特別運行を実施

また11月に実施する「52席の至福」特別運行の詳細も発表された。

■ 11月3日(水・祝)「52席の至福 ポテくまくんトレイン」
■ 11月12日(金)「52席の至福×MAPLE BASE 5周年記念」
■ 11月26日(金)「52席の至福×兎田ワイナリーwith 乾杯共和国」

「ポテくまくん」は秩父名物「みそポテト」をモチーフとした同市のイメージキャラクター。第4弾となる「ポテくまくんトレイン」では、スペシャルドリンクやデザートなどがポテくまくん仕様で提供されるほか、車内での記念撮影なども行える。

「MAPLE BASE」は秩父ミューズパーク内にオープンした日本初のシュガーハウス。メープルシロップ製造過程の見学だけでなく、併設されたカフェやショップで豊かな森の恵みを味わうこともできる、秩父メープルブランドの発信拠点だ。今回の特別運行では、「52席の至福」とともに5周年を迎えたことを記念し、秩父産メープルを使ったパンケーキなどを提供する。

26日の特別運行は、埼玉県秩父市の秩父ファーマーズファクトリー「兎田ワイナリー」と組み、当日限定のコース料理と共に秩父兎田ワインのペアリングを楽しめるコースに。監修・製作は兎田ワイナリー併設のレストラン「ツーリストテーブル釜の上」のシェフ・ノースコーポレーション 門平光正氏が担当し、シェフ自らが振る舞うほか、同乗する兎田ワイナリー社長・深田和彦氏が兎田ワインの魅力を伝える。

画像:西武鉄道
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/

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