深夜に急行が急行を追い抜く特別ツアー! 西武4000系・秩父鉄道6000系の「夜行急行ツアー」は、懐かしの座席夜行を再現!
日本旅行は、西武鉄道4000系と秩父鉄道6000系を使用し、かつての旅情を再現する臨時夜行急行ツアーを企画しました。この特別なツアーの最大の目玉は、深夜の秩父鉄道線内で、臨時急行「武州51号」が臨時夜行急行「奥秩父51号」を追い抜くという、ドラマチックなダイヤ演出です。現在定期列車としては姿を消した座席夜行列車の雰囲気に浸りながら、ノスタルジックな旅を楽しめます。ツアーは2025年11月8日(土)出発の1泊2日で、10月3日15時からインターネット限定で予約受付が始まっています。かつての郷愁を求める世代から夜行列車を知らない世代まで、幅広い層が楽しめる特別な体験が用意されています。
郷愁の夜行列車、再び
かつて、安価な長距離移動手段として首都圏から数多く運行されていた座席夜行列車は、現在定期列車としては姿を消してしまいました。今回の企画では、長距離列車の象徴であるクロスシートが並ぶ西武鉄道4000系を使用し「奥秩父51号」として運行。

夜行列車の独特な雰囲気を知らない世代にとっては新鮮な、そして知っている世代にとっては懐かしい、ノスタルジックな旅情を提供します。列車は西武鉄道から秩父鉄道へ深夜に乗り入れ、普段は定期列車の運用がない寄居へも入線するなど、特別なルートを走行します。
「急行が急行を追い抜く」深夜の追い抜きバトル
このツアーの最大の目玉は、かつて全国でしばしば見られた「急行が急行を追い抜く」というダイヤ演出の再現です。
秩父鉄道線内では、西武鉄道4000系で運行される臨時夜行急行「奥秩父51号」を、秩父鉄道6000系で運行される臨時急行「武州51号」が、深夜の武州中川で追い抜くというドラマチックなシーンが設定されています。
なお「奥秩父51号」に乗車する利用者は、この「武州51号」にも乗車することが可能です。二つの急行列車が織りなす、一夜限りの特別な運行は見逃せません。
西武鉄道から秩父鉄道への深夜乗り入れや、定期運行がない寄居駅への入線など、特別なルートを走行します 。
席を選べる4つの料金プラン&夜行列車恒例の「夜鳴きそば」
今回おツアーでは、座席種類の違いで、クロスシートの1名1席プランと1名2席利用プラン、,1ボックス占有プランに加え、ロングシート1名2席利用プラン:が用意されています。
夜行列車の旅の楽しみは、ただ乗車するだけではありません。日本旅行の夜行列車企画では恒例となっている「夜鳴きそば」の販売が、今回も三峰口駅で行われます。静まり返った深夜の駅で食べる温かい一杯は、格別な味わいとなることでしょう。
また、三峰口駅ではミニ撮影会も予定されており、旅の思い出を写真に残す絶好の機会です。
「臨時夜行急行ツアー」概要
ツアーの名称は、「西武鉄道4000系クロスシート車で行く首都圏発夜行急行と秩父鉄道6000系急行 臨時夜行急行『奥秩父51号』<本川越・飯能・三峰口・寄居経由>御花畑行と臨時急行『武州51号』三峰口行」です。
旅行期間は、2025年11月8日(土)出発の1泊2日。
旅行代金は座席のプランによって異なり、下記になります。いずれも大人・子ども同額です。
・クロスシート1名1席プラン: 18,500円
・ロングシート1名2席利用プラン: 22,500円
・クロスシート1名2席利用プラン: 27,500円
・クロスシート1ボックス占有プラン: 55,000円
行程は11月8日(土)に西武新宿を20時46分に出発し、秩父鉄道線内での周遊や各種イベントを経て、翌11月9日(日)の朝5時55分に御花畑で終着・解散となります。
ツアーの予約受付は、2025年10月3日(金)の15時から、インターネットのみで開始されます。(販売終了になる場合がありますので、ご了承ください。)
西武鉄道4000系と秩父鉄道6000系が織りなす臨時夜行急行ツアーは、単なる移動ではなく、鉄道の歴史とロマンを体感できる特別な企画です。深夜に繰り広げられる「急行の追い抜き」というドラマや、三峰口駅での「夜鳴きそば」といったノスタルジックな体験が満載です。予約は10月3日(金)15時からインターネット限定で始まっています。今や貴重となった座席夜行の旅に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(画像:日本旅行、西武鉄道、秩父鉄道)
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