JR東日本の「新幹線レールゴー・サービス」は2021年9月30日で終了し、10月1日から新幹線を活用した新たな荷物輸送サービスへ移行する。

「荷物1個から列車出発30分前まで受け付ける」というレールゴー・サービスの気軽さを継承し(一部例外あり)、利用可能な列車の本数も拡大した。「事前の打ち合わせによらず。すぐに荷物を運んでほしい」という顧客ニーズに応える。

発送料金は荷物1個あたり1,010円~4,450円で、寸法と重量で決まる。発送・受取ができるのは、東北新幹線 東京駅・仙台駅、上越新幹線 東京駅・新潟駅。取扱箇所は下記表の通りで、東京駅と仙台駅では集配サービスも用意するという。

画像:JR東日本

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取り扱い列車本数は東京駅~仙台駅間が1日あたり上下各12本、東京駅~新潟駅間が上り12本、下り11本。対象列車の出発時刻などは株式会社ジェイアール東日本物流のホームページに掲載されている。

荷物輸送には車販準備室を使用する。JR東日本によれば、新幹線の車販準備室は2つあり、そのうち片方は普段の運用ではあまり使用されていなかったそうだ。最近では朝獲れ野菜や鮮魚などを新鮮なまま輸送する新幹線物流が盛んで、車販準備室はそうした試みにも使われている。

画像:tarousite / PIXTA(新幹線イメージ写真)
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/