イギリス生まれの自然派化粧品ブランド「ザボディショップ」では、ことし春から、新ストアコンセプト「アクティビストワークショップ」(タカシマヤ ゲートタワーモール(名古屋)内) で、引退した東海道新幹線の車両アルミを再生してレジカウンター・ウィンドーフレームなどに使用している。

東海道新幹線の再生アルミは、車両に使用されていたアルミから付着物を取り除き、高純度のアルミ合金のみを抽出する手法の開発に成功し、実現したアルミのマテリアルリサイクル。

アルミを新製する場合に比べて、製造時に必要なエネルギー を抑えられるため、CO2排出量を97%削減し、環境への負荷を軽減できる。新幹線再生アルミは、JR東海が商標登録を出願中。

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また、JR東海とのサステナブルな取り組みをさらに強化し、店内商品棚などだけでなく、クリームタイプの製品を取る際に使用するスパチュラにも新幹線再生アルミを採用。ジェイアール東海商事が製造し、ザボディショップで販売していく(画像↑↑↑)。

この再生アルミを使用したスパチュラは、9月16日から新店4店舗(東武池袋店、福岡パルコ店、アミュプラザ鹿児島店、さんすて岡山店)と新宿店、タカシマヤ ゲートタワーモール店にて数量限定で350円で先行発売中。全国発売は10月末を予定している。

新幹線再生アルミに吹き込まれた新たな命を店舗でのショッピングや自宅でのスキンケアのさいに感じてみて。

画像:ザボディショップジャパン
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/