新京成電鉄は2021年11月4日、8000形の引退を記念して様々なイベントを開催すると発表した。

1978年に導入された8000形は、同社としては初めて両開きドアと冷房装置を採用した車両で、2008年からは一部車両をVVVFインバーター制御に改造して運用してきた。

コーポレートカラーのジェントルピンクを基調としたカラーリングを主とするなか、2017年からリバイバルカラーとして6次車の8512編成を昭和~平成にかけての「標準色」に塗り替えた。

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2021年11月1日、新京成電鉄はオフィシャルサイトで「80000形」二次車の導入を、同社公式Twitter上で「8000形」8512編成の引退を発表。8000形はおよそ43年間にわたる幕を閉じた。11月3日には車両基地で「新京成電鉄車両撮影会」が開催され、引退する車両と新たにデビューする車両が並んだ。

第一弾「ありがとう8000形引退記念乗車券」

8000形の引退イベント第一弾として、「ありがとう8000形引退記念乗車券」が発売される(前述の撮影会で先行販売済み)。8512編成にちなみ、駅ナンバリングに数字の「8」「5」「1」「2」が入る4駅の乗車券をセットとした。

発売期間は2021年11月15日~2022年2月28日で、部数は3,000部、発売金額は1,000円(税込)。京成津田沼駅を除く新京成線各駅で発売する。

同社は今後、8000形に関するイベント、オリジナルグッズの販売、特設サイトの開催を予定しており、詳細は順次同社オフィシャルサイトや特設サイト内で告知するとしている。

画像:新京成電鉄
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/