1月14日から始まった東京都交通局 都営交通アプリのチャットボットサービス「都営交通チャットボット」。

この都営交通チャットボット、チャットボット枠に表示される項目から知りたいことを選択したり、キーワードを入力していただくと選択内容などに応じて自動的に回答が表示され、知りたい情報にかんたんにアクセスすることができるというサービス。

利用はかんたん。まず都営交通アプリをダウンロードして開いてみると、すぐ右下に吹き出しのような枠が出てくる。

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この吹き出しふうチャットボット枠をクリックするとブラウザ表示のチャットボットサイトが表示される。

ここに「乗り換え位置を確認したい」「三田線で忘れ物をしちゃった」などを入力すると、「現時点で最適な回答」が表示される。

「現時点」とは、このチャットボット、質問の受け答えを重ねていくと、AI(人工知能)による自然言語分析技術を用いて内容を分析し、適切な回答を出すという仕組みで、データが蓄積されるとさらに適切な受け答えが期待できる。

1月17日現在で、「宝町駅から錦糸町駅まで、押上駅経由と人形町・水天宮前経由、どっちが運賃が安いの?」と入力すると、「駅ナンバリングは何ですか?」「駅構内の店舗で忘れ物をしてしまいました」「都営地下鉄の駅にAEDは設置されていますか?」といった、的外れな検索結果が出てくる。

これ、そもそも質問の内容が厳しいようで、たとえば「都営地下鉄の乗換案内は?」などと入れると、「乗り換え・出口に近い車両を知りたいです」「都営地下鉄の運賃について知りたいです」「現在の都営地下鉄の運行情報を知りたいです」といった類似案内が出てきて、クリックしていくと、都営地下鉄の「運賃・経路検索」へと到達できる。

しかも思った以上に早い。

この「都営交通チャットボット」、都営地下鉄に限らず、都営バス・都電、日暮里・舎人ライナー、その他 忘れ物に関することなどに対応しているから、まずは触って慣れて、体感してみて。