水戸・鹿嶋を結ぶ旅客線 大洗鹿島線と、鹿島臨港線という貨物線をもつ茨城県のローカル私鉄、鹿島臨海鉄道。

先日、その鹿島臨港線 神栖駅で 「ディーゼル機関車と過ごそう! 機関車撮影会」という有料ツアーイベントが行われ、同社が保有するディーゼル機関車 KRD4・KRD5・KRD64-1・KRD64-2 が展示された。

この神栖駅のまわりをクルマで走るといろいろ鹿島臨海ローカル風景に出会えて楽しい。

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朝、まずは港公園(神栖市東深芝)や、神之池緑地公園(神栖市溝口)の水面を愛でながら少しウォーキング。気持ちいい風にあたったあとは、ちょっとファンキーな朝食を♬

そこは、パチンコ店。実はパチンコやスロットをやらない人も入れる食堂がある。ここが、学生食堂を想わせるようで、安くてうまい!

神栖駅は裏手からみると……いろいろ発見

そのあと、神栖駅へとクルマを走らせる。神栖駅を遠目でみえるポイントは、和田山緑地と呼ばれる公園がおすすめ。

ここ和田山緑地には、なんと神栖駅が1978(昭和53)年~1983(昭和58)年の5年間、旅客営業を行っていた痕跡がある。画像↑↑↑のようにフェンスの向こうは鹿島臨港線 神栖駅。手前の階段は、駅前と旅客ホームを結ぶ通路の名残。

ホームの有効長は気動車2両分ほどか。階段の手前には、駅前広場を想わせる駐車スペースや公衆トイレもある。

この旅客ホーム階段からは、留置中の鹿島臨海鉄道 気動車や、前出のディーゼル機関車、コンテナ貨車、車扱い貨車などがいろいろみえる。

―――ということで、次はもう少し和田山緑地から、廃車したと思しき気動車や神栖駅構内をみていこう。