飯田線 浦川駅【木造駅舎カタログ】05/359

2022.04.18

※2022年3月撮影

トップ画像は、JR東海飯田線浦川駅。11時半到着。トタン屋根のシンプルな木造駅舎。無人駅です。

右上の庇は「浦川観光トイレ」、公衆トイレです。左の桜が少し咲き始めています。

※2022年3月撮影

駅出入口。駅名がほとんど見えません。

※2022年3月撮影

近づいて少しカメラを下げてようやく読めました。建物資産標があって「鉄 06-4001 S.9.12」と記載されていました。1934年(昭和9年)12月です。

※2022年3月撮影

飯田線は、豊橋駅から東栄駅まで愛知県を走ってきましたが、出馬駅から静岡県に入り小和田駅までが静岡県内です。中井侍駅から辰野駅までは長野県になります。この浦川駅の駅所在地も静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川。

駅の正面。「ゆっくりしてけね 鮎と歌舞伎の里 うらかわ」と書かれています。何で歌舞伎?

※2022年3月撮影

調べると安政年間、江戸の歌舞伎役者尾上栄三郎が浦川で病没したことが発端となって浦川歌舞伎が始まったとありました。毎年旧浦川中学校体育館で定期公演を開催している様です。

この駅でも「飯田線 豊橋駅~中部天竜駅間は運転を見合わせています。運転再開には時間がかかる見込みです。」と無人の駅舎に放送が流れています。

※2022年3月撮影

数台のクルマがやってきて保線員の方々が架線を見ながら相談を始めました。どうやら朝から飯田線の運行見合わせになっている架線の支障ヵ所が浦川駅の東側の様です。

※2022年3月撮影

フェンスの向こうに島式ホームと駅名標が見えます。

※2022年3月撮影

望遠レンズでアップにしました。

※2022年3月撮影

浦川駅は、三信鉄道が1934年(昭和9年)に開業。駅舎は開業時に作られたものの様です。国有化され飯田線の駅になりました。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東海が継承。その後駅は無人化されました。

浦川駅を出て、国道473号線で次の中部天竜駅に向かいました。中央構造線破砕帯の露頭を過ぎた辺りで眼下に大千瀬川と飯田線が見えました。

※2022年3月撮影

望遠レンズにすると浦川駅の島式ホームがハッキリ見えました。残念ながら木造駅舎は建物の陰で見えません。

※2022年3月撮影

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)


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