日本を代表する温泉地、箱根・強羅エリアに、至高のリトリート施設が誕生します。西松建設とホテルオークラは、2029年に「オークラリゾート 箱根強羅」を開業することを発表しました。日本国内初となる「オークラリゾート」ブランドを冠する同ホテルは、“Forest Hideaway(森の隠れ家)”をコンセプトに、全58室すべてに大涌谷源泉の温泉露天風呂を完備。標準客室でも63平方メートル超という圧倒的な開放感を誇ります。箱根登山ケーブルカー「中強羅駅」から徒歩約3分という絶好のロケーションで、四季折々の自然と共生する上質な滞在を。未来の箱根旅の目的地となる、新ホテルの詳細をご紹介します。

日本を代表する温泉地、風光明媚なロケーション

『オークラリゾート 箱根強羅』が開業するのは、日本を代表する温泉地・箱根の中でも豊かな温泉資源に恵まれた強羅エリアです。箱根登山電車「強羅駅」から車で約5分、箱根登山ケーブルカー「中強羅駅」からは徒歩約3分という好立地が強み。

ホテルオークラにとっては、長年培ってきた「日本の美意識」と「和の心に根差したもてなしの精神」を体現する、国内初のオークラリゾートブランドとしての展開になります。

「Forest Hideaway」な隠れ家デザイン

デザインを担当するのは、フランス出身のデザイナー、グエナエル・ニコラ氏率いるデザインスタジオ「キュリオシティ」です。コンセプトは“Forest Hideaway”。温かみのあるグリーンとベージュを基調とした館内は、ロビーや客室、大浴場など、どこにいても視線の先に箱根の山々を感じられるよう設計されています。自然と静かに向き合うことができる、洗練された空間が創出される予定です。

ロビー(イメージ)

全室に温泉露天風呂を完備、60平米超の贅沢な隠れ家

客室は西棟と東棟の2棟で構成され、標準客室面積はバルコニーを含めて約63平方メートル、間口6メートルというゆとりのある設計になっています。特筆すべきは、全58室すべてに温泉露天風呂が完備されている点。バルコニーに備えられた露天風呂には「美肌の湯」として知られる大涌谷温泉が引かれ、プライベートな空間で名湯を堪能できます。

スタンダードルーム(イメージ)

館内には眺望とともに開放感を楽しめる大浴場もあり、こちらにはドライサウナとミストサウナも完備されます。食事については、鉄板焼カウンターを併設したファインダイニングが用意されるほか、ロビーにはバー・ラウンジも設置。強羅の自然に寄り添いながら、上質なリトリート滞在が叶う施設となりそうです。

『オークラリゾート 箱根強羅』概要

・開業予定:2029年
・所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅

【アクセス】
箱根登山電車「強羅駅」から車で約5分
箱根登山ケーブルカー「中強羅駅」から徒歩約3分

・階数:西棟 地上3階・地下3階/東棟 地上4階
・客室数:58室(西棟12室/東棟46室)
・付帯施設:レストラン(ファインダイニング、ラウンジ、バー)、大浴場(内風呂、ドライ・ミストサウナ)、トリートメントルーム

日本の美意識を体現するオークラのおもてなしと、強羅の豊かな自然が溶け合う『オークラリゾート 箱根強羅』。2029年の開業は少し先ですが、全室露天風呂付きの贅沢な空間がどのような姿で現れるのか、今から期待が膨らみます。詳細な予約開始時期などが決まり次第、またお届けします。
(画像:ホテルオークラ ニッコー ホテルマネジメント)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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