JR西日本は2022年7月1日、サイコロで旅の行先を決める「サイコロきっぷ」を同社のネット予約サイト「e5489」で発売すると発表しました。専用サイトからエントリーしたのち、JR西日本のMaaSアプリ「WESTER」でサイコロを振り、目的地を決定。大阪市内から目的地までの往復JR(新幹線または特急列車)普通車指定席が利用できるというものです。

サイコロの出目は「白浜、餘部、東舞鶴、倉敷、芦原温泉、尾道」の6駅にレア駅「博多」を加えた計7駅。餘部、東舞鶴、倉敷、芦原温泉では途中下車可能な駅も設定されています。各方面の確率は1/6ですが、尾道だけ5/36となっており、出目が『尾道』だった場合、レア駅『博多』があたる可能性があるようです(博多の確率は1/36)。

また、このきっぷは1人2回までエントリー可能となっており、2回とも同じ目が出た場合も「博多」を選ぶことができます。なお、確率はかなり低いのですが「博多」が2回連続で当たった場合の選択肢は「博多」のみとなります。

ADVERTISEMENT

お値段は大人1名往復で1回5,000円。これはエントリー代(4,500円)ときっぷ代(500円)の合算で、大阪市内発着という条件はあるものの、通常のきっぷの値段と比較すると45%~82%オフとなっており、破格と言って差し支えないでしょう。

申込にはJ-WESTネット会員登録(無料)、JR西日本のMaaSアプリ「WESTER」(無料)のDLが必要で、支払いはクレジットカードのみです。詳細はJRおでかけネットの専用ページをご確認ください。よくある質問については、同ページにて7月中旬ごろに公開予定です。

7月22日(金)・23日(土)大阪ステーションシティで行われる「真夏の鉄フェス2022」ではリアル体験イベントも開催。利用条件が一部異なりますが、会場限定・枚数限定で「サイコロきっぷ(鉄フェス用)」が発売されます。

<エントリー期間>
7月19日(火)~9月30日(金)
※エントリー完了後、「サイコロきっぷ」が購入可能になるまで最大10日間かかります。また、2回目のエントリーは7月30日(土)以降、1回目のサイコロきっぷ購入後に可能となります。

<発売期間>
7月29日(金)~10月29日(土)

<利用期間>
7月29日(金)~10月31日(月)の連続する3日間

(※画像はJRおでかけネットの専用ページから)