東急電鉄は2022年8月9日、来春3月に開業する東急新横浜線の旅客運賃設定に係る認可申請を行いました。

内容は新線建設などにかかった設備投資費用の一部を回収するため、東急新横浜線新横浜駅~新綱島駅間に加算運賃を設定するというものです。

同区間利用時、または同区間と他区間へまたがって乗車する際に下記の運賃が上乗せされます。

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普通旅客運賃(大人) 70円
通勤定期旅客運賃(大人1ヶ月) 2,620円
通岳定期旅客運賃(大人1ヶ月) 970円

加算運賃は新横浜駅~新綱島駅間に設定(画像:東急電鉄)

新綱島駅は東横線の綱島駅と非常に近いことから、両駅から東横線・目黒線方面への運賃が同額となるよう設定されます。

また、定期券利用者の利便性を考慮し、日吉駅~新綱島駅/綱島駅間を含む定期券利用者は、綱島駅・新綱島駅どちらでも乗降できるようにします。

この区間を含む定期券利用者は、新綱島駅・綱島駅どちらからでも乗降できるようになります(画像:東急電鉄)

東急新横浜線は2023年3月に開業する「相鉄・東急直通線」の新横浜~日吉駅間(5.8キロ)。西谷~新横浜駅間は相鉄新横浜線。開業後は相鉄線・東急線が相互に乗り入れるようになり、7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークが形成されます。

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