神戸市外国語大学で模擬国連世界大会 11月開催、世界11か国の学生372人が食料や核安全保障などを議論! 英語力やコミュ力で世界に通じるグローバル人材めざせ

2022.08.17

実際の国際連合での会議と同様に、参加者が各国代表団として国際問題の議論を行い、語学力を含む総合的な国際コミュニケーション能力を高める模擬イベント――― 模擬国連世界大会。

この模擬国連世界大会(National Model United Nations Conference)は、春にニューヨークで5000人規模の大会を、秋には世界各地の大学をホスト校として開催し、国際連合が全面的な支援を行う唯一の大会。

そんな模擬国連世界大会を2016年に日本で初めてホスト校として担ったのが、神戸市外国語大学。

神戸市外国語大学は、英語力や会議でのコミュニケーション能力・リサーチ力を磨くべく、模擬国連の授業を開講し、毎年模擬国連世界大会へ学生を派遣するなど、模擬国連の活動に積極参加。模擬国連の活動を通じ、世界に通ずるグローバル人材の育成に力を入れている。

2016年11月に日本で初めての世界大会が神戸で開催され(画像)、ことし2022年11月20日~26日の神戸大会は、新型コロナウイルスの影響で2年延期を経て、6年ぶり2回目の開催に。

またコロナ禍後初の米国外での大会に。神戸市外国語大学は、大会運営に関わる学生委員会やボランティア学生、そして教職員が協同し、ホスト校として運営していく。

学生の議論するテーマも決定

模擬国連世界大会では、参加する学生は4つの議場に分かれて議論。各議場では事前に2つのテーマが設定され、大会当日に議論するテーマをひとつ決定する。

議題のテーマは学生たちが「平和」に焦点を当て、国際課題や社会情勢を踏まえ、決定している。

また、参加する学生は原則自らの出身国とは異なる国の外交団を担当し、設定されたテーマについて、その国を代表して他国と交渉し、担当する国の意見や利害を最終決議に反映させることを目的としている。以下、議場と議題テーマについて↓↓↓

◆国際社会経済理事会(Economic and social Council / ECOSOC)
(1)グローバル化が進んだ世界での食料保障への取り組み
(2)若者の持続可能な経済への参加の促進

◆国連総会(General Assembly Plenary / GA)
(1)精神的な健康の促進とケアへのアクセス改善
(2)エネルギー保障と気候変動緩和のためのエネルギーシステムの適合

◆核兵器の不拡散に関する条約(NPT)
(1)第6条項の実用的な実施に向けた対策
(2)核安全保障の強化に向けた対策

◆安全保障理事会(Security Council / SC)
(1)コンゴ民主共和国の状況について
(2)平和構築における女性の役割の強化

大会参加者も決定、世界11か国から学生372人が神戸へ集結

模擬国連世界大会 神戸大会(11月20日~26日)は、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、チリ、ドイツ、イタリア、ウガンダ、フィリピン、タイなどの大学生が参加。日本国内の大学は現在、大学コンソーシアムひょうご神戸(神戸市外国語大学含む)、京都外語大学、ノートルダム清心女子大学、岡山大学、麗澤大学、東京国際大学、北九州市立大学などの63人が参加する。

――― 参加する会議や設定するテーマについて、他国と議論や交渉を経て、国連決議という合意に向かって全体がまとまっていくプロセスは国連さながらのドラマチックな展開をみせるという、模擬国連世界大会。

その詳細は、神戸市公式サイトにも公開中だから、気になる人はチェックしてみて↓↓↓
https://www.city.kobe.lg.jp/a89138/press/199633134786.html