※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートな旅で撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパクト・デジタルカメラ(SONY DSC-WX500)で撮影しています。今回は2018年7月19日(木)に撮影した写真です。

JR熊本駅が改築中 【私鉄に乗ろう 72】熊本市交通局 その1

何度か熊本駅に行っていますが、2018年の3月にはまだ現役っぽかった旧駅舎が

※2018年3月15日撮影

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7月にはいよいよ電気も消えていました。

旧駅舎裏側、解体されちゃうんですね。なんだか寂しいです。在来線が高架になる前、予定していた列車に乗り遅れそうになって走り込んだ思い出があります。

泊まったホテルから見た熊本駅。シャモジの様な屋根の下に路面電車の乗り場があります。

熊本市交通局のホームページにあった路線図です。すみません無断でお借りしてます。

熊本市交通局の路面電車の歴史を概観しますが、知人から「歴史は興味があればネットで簡単に調べられるから長々と書かなくて良いんじゃないの」というご意見をいただいたので、簡単にします。私鉄で始まった軌道鉄道が、熊本市民から電化の要望で熊本市が運営を引き継いだ形で電化された路面電車を運行しています。現行の運転系統は、上図の赤路線がA系統、青路線がB系統です。筆者はこの日の朝LCCで羽田から熊本空港に到着、バスで熊本駅前に来ました。その晩泊まる駅前のホテルに荷物を預けて、スタートは赤A路線の熊本駅前からです。

低床電車が来たので「きっと前面展望が撮り易いだろう」と急いで乗り込みました。熊本市交通局9700形電車です。

微妙な位置にワイパーがありますが、どうにか前面展望は撮れそうです。

熊本駅前から500mで祇園橋停留場。1924年(大正13年)に開業しましたが、いったん廃止され(時期不明)、1948年(昭和23年)に再開されています。

熊本市交通局8500形電車とすれ違います。旧型車両の主要機器を流用した車体更新車(言い換えれば”車体”ダケが新しい車両)。4両が走っています。

【私鉄に乗ろう 72】熊本市交通局 その2 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)