阿仁合河岸崩落による不通区間が復旧します

今年の2月17日に降雨と融雪によって阿仁合川河岸斜面が崩落し、線路路盤崩落の危険性も生じたために阿仁合駅〜小淵駅間の列車運行が不通となり阿仁合駅〜阿仁前田間で代行バス輸送が行われていました。秋田県による崩落斜面復旧対策工事が完成し、秋田内陸縦貫鉄道による線路施設整備と車両走行確認が4月28日(金)で終了する見込みと発表されました。


※秋田内陸縦貫鉄道ホームページより

ゴールデンウィーク初日から運行再開

これにより4月29日(土)のゴールデンウィーク初日、上りの阿仁合始発、5:45の鷹巣行から運行が再開されます。下りは鷹巣発7:02の角館行からの運行になります。2月18日から2ヶ月以上かかりましたがゴールデンウィークまでに無事復旧できて本当に良かったですね。

秋田内陸縦貫鉄道線の阿仁前田駅〜阿仁合駅間は旧国鉄阿仁合線として1936年(昭和11年)に敷設された区間ですから、設備の老朽化対策が重要となってきますが、経営努力を続ける秋田内陸縦貫鉄道にとってはとても荷の重い課題です。できるだけ乗りに行って応援したくなります。

4月29日(土)の復旧以降の時刻表です。
https://www.akita-nairiku.com/info/topics/doc/2017042512043301.pdf