東海道新幹線の新型車両N700S(写真:F4UZR / PIXTA)

JR東海は2023年3月18日にダイヤ改正を実施。東海道新幹線の定期「のぞみ」19本の所要時間を3分短縮します。

これにより東京~新大阪間を2時間27分で運転する定期「のぞみ」を上下合計17本増やし、さらに早朝・深夜時間帯の上り定期「のぞみ」を速達化することで、新大阪~東京間の所要時間を「2時間24分」に速達化します。

2本の定期「のぞみ」が2時間24分運転に(画像:JR東海)

また定期「のぞみ」の東京~姫路・岡山・広島間も平均所要時間が1~2分短縮され、東京~広島間では臨時含むすべての「のぞみ」が4時間以内の運転となります。

首都圏~山陽エリアの所要時間を短縮(画像:JR東海)

今春のダイヤ改正ではそのほかにも、新横浜始発の早朝臨時「のぞみ」の新設、山陽新幹線へ直通する臨時「のぞみ」の増設、定期「のぞみ」の東京駅発車間隔変更、名古屋での定期「のぞみ」と「ひかり」「こだま」の接続改善、朝の通勤時間帯の上り「こだま」所要時間短縮などが予定されています。

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また、車いすスペースを6席設置したN700Sも追加投入。N700Sは山陽新幹線直通列車を含め、定期列車50本に充当される予定です。ビジネスブースを設置したN700Sは「のぞみ」3往復に充当されます。