「難治性乳がん患者さん、そして患者さんを支えるご家族やご友人の視点を通じて、より深く疾患について理解いただく機会になれば」

―――そんな想いから、難治性乳がん患者を応援するアクションが始まった。

バイオ医薬品企業のギリアド・サイエンシズと、難治性乳がんサポートプロジェクトアッピーチ(UPEACH)実行委員会は、難治性乳がん患者を応援する「桃凛(ももり)インスタキャンペーン」を12月21日からスタート。同キャンペーンのアンバサダーを募集する。

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同キャンペーンは、トリプルネガティブ乳がん、再発ハイリスク乳がん、再発・進行性乳がんなどの難治性乳がんについて、正しい知識の周知と理解を深めるために始動。

特設インスタグラムを通じて発信

アンバサダー募集期間は12月21日から2023年1月20日まで。対象者は、難治性乳がん患者、家族や友人、患者をサポートする人たち。

アンバサダーに任命された人たちには、患者、または患者をサポートする視点で、アッピーチのイメージキャラクター「桃凛」のフィギュアを被写体にして撮影した日常のワンシーンを、特設インスタグラムを通じて発信していく。

アンバサダーへの応募は、ギリアドのホームページから応募用紙をダウンロードの上、必要事項と応募動機(200字程度)を記入してメールで送付。

送付先は「桃凛インスタキャンペーン」事務局 momori-campaign@kyowa-pr.co.jp へ。

難治性乳がんについて、より深く理解する機会に

ギリアド・サイエンシズ(Gilead in Japan)ケネット・ブライスティング(Kennet Brysting)代表取締役社長は、「乳がんは、さまざまな啓発活動を通じて、社会的に広く認知されるようになりました」と伝え、こう続ける。

「いっぽう、乳がんのタイプや乳がん患者さんの日常生活についてはあまり知られていないのが現状です。よって本キャンペーンが、難治性乳がん患者さん、そして患者さんを支えるご家族やご友人の視点を通じて、より深く疾患について理解いただく機会になればと願っています」

またアッピーチ 中川圭 代表は「わたしたちは、乳がんに関する正しい知識を普及することにより、難治性乳がんの正しい知識を知ってもらい、理解を深めることを目的としたさまざまな啓発活動を行っています」と話し、こう想いを語る。

「アッピーチは、明るくポジティブなピーチのイメージと、上を向いて乳がんに立ち向かう姿勢を表現した“新しい言葉”です。アンバサダーに選ばれた方には、この言葉を心に刻み、ぜひ難治性乳がん患者さんがより強く社会とつながるための橋渡し役として、この啓発キャンペーンの推進をサポートいただきたいと思っています」

難治性乳がんサポートプロジェクトアッピーチ(UPEACH)

アッピーチは、乳がんに関する正しい知識を普及することにより、トリプルネガティブ乳がんや遺伝性乳がん、進行・再発乳がんなどの難治性乳がんの正しい知識を知ってもらい、理解を深めることを目的としたさまざまな啓発活動を展開中。

難治性乳がん患者を中心に乳がん患者支援団体をはじめ、他臓器のがんの支援団体とも連携し、広く市民に呼びかけ、解決すべき課題について、医療者、行政、医療関係企業などを含めたさまざまなステークホルダーと協業して広く問題提起し、問題解決に取り組むために有志の患者・支援者とともに立ち上げたサポートプロジェクト。

革新的な医薬品開発に取り組むギリアド・サイエンシズ

ギリアド・サイエンシズは、「すべての人たちのより健康な世界の実現をめざし、30年以上にわたり医療の革新を追求し、飛躍的な進歩を遂げてきた」というバイオ医薬品企業。

カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35カ国以上で事業を展開し、HIV、ウイルス性肝炎、がんなどの生命を脅かす疾患の予防と治療のため、革新的な医薬品の開発に取り組んでいる。