イチから分かる「熊本空港アクセス鉄道」 肥後大津ルートでJR九州と熊本県が確認書【コラム】
熊本空港アクセス鉄道を走るのはどんな列車!?
合意に際して交わされた確認書では、空港アクセス線と豊肥線が直通運転をすることや、運営方式を「JRへの委託」または「上下分離でJRが運行」とすることが記されたようです。
熊本空港アクセス鉄道をめぐっては、熊本県からの発表がほぼすべてで、JR九州のスタンスについて正式な発表はありません。
本コラム執筆に当たりJR九州にお尋ねしたところ、「熊本空港アクセス鉄道は熊本県の事業で、現在は県での検討段階。県は今回の確認書を受け、ルートや事業費の詳細を精査した上で、当社との協議がスタートすると思われます」の回答をいただきました。
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最初に紹介した「2034年度末開業」は、2022年12月県議会での蒲島郁夫知事の発言。熊本発阿蘇くまもと空港行きの列車が走るのは早くても12年後というわけですが、D&S(デザイン&ストーリー)列車で日本の鉄道界に新風を吹き込んだJR九州、必ず魅力あふれる列車を走らせるはず。期待して待ちましょう。
記事:上里夏生