石川県小松市に位置する北陸新幹線「小松駅」外観(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

2024年春の敦賀延伸開業に向けて準備が進む北陸新幹線。

鉄道・運輸機構(JRTT)は10日、石川県小松市に位置する北陸新幹線「小松駅」のバーチャルツアー動画を公開しました。

駅舎の外観は冬の白山の雪景色のようで、パネルを多面的に配置することで日の当たり方によるコントラストの変化が楽しめるといいます。コンコースやホームのガラスも山の形になっており、大きな窓を採用することで美しい景色を眺められるよう、眺望に配慮した作りです。

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内部は歴史と未来を融合した伝統工芸品や地場産材を用いた「小松らしい」駅空間に。東側の壁には仕上げ材として地場産材日華石を使用し、市松模様をデザイン。天井には小松市で取れる日用杉を等間隔に並べ、ルーバー天井として使用。化粧柱の仕上げには薄くスライスした滝ケ原石を採用し、九谷焼や陶板を展示します。