湯西川温泉の鹿肉ステーキ&カルビラーメンが絶品すぎる! 栃木 日光の山深い秘湯で喰らう滋味ジビエへ、東武特急で東京から3時間で行ける!
会津・中通り・浜通りと、東西3つのエリアにわかれた文化圏をもつ、福島。
この3つのエリアへは、都心からそれぞれに鉄路が敷かれている。浜通りへは常磐線、中通りへは東北線といった具合に。
そして、会津へと導く鉄路が、東武線・野岩鉄道・会津鉄道で結ばれたレールウェイ。
いま、この会津へと行く東武線で注目を集めているのが、「平家落人(おちうど)の安住の地」としていまも歴史好きがめざす山奥の秘湯―――湯西川温泉(栃木県日光市)。
この山深い福島栃木県境の名湯には、画像↑↑↑のような、鹿肉ステーキや牛カルビラーメンを体感できる老舗がある。
この魅惑のメニュー名に惹きつけられて、東武鉄道「ゆったり会津 東武フリーパス」を使って、特急リバティ会津に乗って、湯西川温泉駅へ。
2月26日まで開催されている湯西川温泉「かまくら祭」への客でにぎわう日光交通 路線バス 湯西川線 に乗って、いざ、湯西川温泉へ。
鉄板焼きで出てくる鹿肉ステーキは、やわらかい赤身で絶品!
さらさらと流れる湯西川のせせらぎを聞きながら、店主が淡々とつくってくれる鹿肉ステーキを待つ。この時間も、いい。
「はい、お待たせしました」と出てきた鹿肉ステーキは、鉄板のうえでじゅーじゅーいいながら、秘伝のタレに浸って湯気にまかれる。
やわらかい赤身。「鹿肉ってこんなにうまいんだ!」と思わず叫びたくなる、おばちゃんとおじちゃんのやさしさがにじみ出てる、深くて温かい味。
そして、お味噌汁は、栃木県名物の「かんぴょう」が入ってる! しかも、なんともいえない滋味と歯ごたえで、うまい。
すすむごはんがまたうまい。米はもちろん、炊き上げる腕と水がいいから、か。
焼き肉とは違ったブレーンバスターなインパクト! カルビラーメン
(太田和彦ふうに)さあ次! カルビラーメンだ!
このカルビラーメンがまた、これまで味わったことのない滋味ラーメン。
スープは遠慮ない旨辛、麺はちぢれた細めんで、この旨辛スープにしるしるっと絡んで、うまい。
その旨辛スープの上に横たわる牛カルビは、やわらかい牛の旨味がぎゅっと感じられて、これまたうまい。
豚肉のチャーシュー麺とは、世界が違うと感じるほど。
焼き肉で喰らう牛カルビとはまったく違う、そのうまさに、びっくり。ブレーンバスターな味。
山奥の秘湯、湯西川温泉には昭和な喫茶店も
もちろん、野岩鉄道 湯西川温泉駅と湯西川温泉を結ぶ日光交通 路線バス 湯西川線を途中下車して、水の郷の足湯や日帰り温泉に浸ってもいい。
湯西川温泉街まで一気に到達し、温泉街の昭和な喫茶店に入って、絶品ナポリタンにありついてもいい。
―――箱根や草津、伊香保とは、まるで違うたたずまいの、古の秘湯、湯西川温泉。会津へと続く道の途中にある、山奥の秘湯へ。
いまこそ、東武特急100系スペーシア・500系リバティで。