東海道・山陽新幹線「特大荷物コーナーつき座席」新たに設定　「スペース」との違いは？

JR東海・JR西日本・JR九州は28日、東海道・山陽新幹線の16両編成の列車に「特大荷物コーナーつき座席」を新たに設定すると発表しました。

現在東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、事前予約制の「特大荷物スペースつき座席」を導入しています。特大荷物は「縦・横・高さの3辺合計が160cmを越え250cm以内におさまる荷物」のことで、大きめのキャリーケースをイメージすれば分かりやすいでしょうか（国際線航空機では貨物室に有料預入となるサイズです）。

一方、新サービスは指定席やグリーン席に設定された「特大荷物コーナーつき座席」を事前予約することで最寄りのデッキ部の荷物置き場（施錠可）を利用できるというサービスになります。特大荷物スペースに入る荷物のサイズは次の通りです。

【上段】3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×50cm以内
【下段】3辺の長さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×40cm以内

※N700/N700Aのサイズ。N700Sは上記サイズよりやや大きくなります。

座席の予約は「エクスプレス予約」などのインターネット予約サービスやJR各社の指定席券売機から。きっぷ売り場や旅行会社の窓口などでもOKです。「特大荷物コーナーつき座席」を希望する旨を係員に申し出ましょう。

サービス開始は2023年5月24日（水）乗車分から。1ヶ月前の2023年4月24日（月）10時から予約ができるようになります。なお、山陽・九州新幹線の8両編成の列車の「特大荷物コーナーつき座席」サービスについては、決まり次第発表されるとのことです。