2023年3月17日に定期運行を終了し、3月末から4月上旬にかけてラストランを行うキハ183系。22日には4月1日・2日・9日・10日の運転時に増結することも発表され、引退を前にますます注目が集まっています。

そんな状況のなか、JR北海道は24日「キハ183系のこれまで」と題した動画をYouTubeに投稿しました。動画はすでに1万回以上も再生され、鉄道ファンを中心にSNS上で共有されています。

動画の内容はタイトルの通り、キハ183系の登場から引退までの流れを5分ほどでまとめたものです。

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前半では1960年のキハ80系登場からキハ183系開発に至る経緯に触れ、1979年の試作車製作から翌年のデビュー、1981年の量産車の登場、国鉄からJRへ民営化される過渡期に投入された後期型……と各番代の特徴を簡単に紹介。

後半ではキハ183系の外観の変化や内装にもスポットが当たります。「お座敷車両」の掘りごたつ式座席や「旭山動物園号」のハグハグチェアなどは、当時を知る人には懐かしさを感じられるかも……。

キハ80系の置き換え用として登場したキハ183系も、もうすぐ引退です。その歴史を貴重な写真とともに振り返る動画をぜひご覧ください。

(トップ画像は「キハ183系のこれまで」から)