帰省やUターンラッシュで混雑したゴールデンウイーク後半の5月6・7日、8両編成の新幹線のぞみが博多から新大阪へむけて走った。

列車は博多8:06発、小倉、広島、福山、岡山、新神戸と途中とまり、新大阪に10:37につく のぞみ 616号。

5月6日はこの列車を、JR西日本所属の新幹線さくら用8両編成 N700系 S14編成 が担い、さくら用の青磁色 8両編成N700系 が「のぞみ」の種別を出して走る珍しいシーンがみられた。

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新幹線のぞみは通常、JR西日本とJR東海に所属する16両編成の N700系 や N700S が担い、博多寄り1~3号車が自由席車両。

これと同じく、この日の新幹線のぞみ 616号 さくら用8両編成 N700系 S14編成も、博多寄り1~3号車が自由席。

JR西日本とJR九州が保有するこの新幹線さくら用8両編成 N700系 の のぞみ がお得感を感じるのは、4号車以降の指定席車両。

もともと新幹線さくら用8両編成 N700系 4~8号車は 2+2列の座席割りで、通常の16両編成N700系の2+3列よりもゆったりと座って行ける。

そしてこの新幹線のぞみ 616号、実はJR東海が公式発表する「東海道・山陽新幹線の時刻表」には載ってない。

しかも、この列車と同じ、博多8:06発、新大阪に10:37着の のぞみ は、東京まで行く のぞみ 120号(不定期列車)が表示されている。

新幹線のぞみ 120号の直近の運転日は、5月3~5日。この博多 → 東京 のぞみ 120号のスジを使って、5月6・7日は新大阪止まりの 8両編成 N700系 で のぞみ を走らせたということか。