和田堀給水所は更新工事中でした【駅ぶら】06京王電鉄 京王線024
※2023年5月撮影
トップ画像は京王線代田橋駅南口から、京王線に沿って井の頭通りを西に歩いています。線路は右側にありますが連続立体交差事業用地がフェンスに囲まれています。
連続立体交差事業用地に東京都の「お知らせ」が掲示されていました。この後も【駅ぶら】で頻繁に見かけることになります。
※2023年5月撮影
「東京都市計画都市高速鉄道事業第十号線の連続立体交差事業は、世田谷区給田三丁目から渋谷区笹塚一丁目に至る延長約七千二百メートルの鉄道を高架化し、道路と鉄道の連続立体交差化を図るもの」で「必要な土地を取得する」と書かれています。
京王線の向こうに後で行く大原稲荷神社が見えました。万年塀が派手なピンク色です。矢印が神社を指している様に見えますね。
※2023年5月撮影
筆者が子どもの頃から、京王線の車窓から眺めてきた東京都水道局和田堀給水所。工事中です。
※2023年5月撮影
1934年(昭和9年)竣工の給水所は現役の水道設備で老朽化のために新しい設備に更新されるようです。古風で魅力的な建築物なので残念です・・・。
※2023年5月撮影
2006年(平成18年)1月に散歩をしていて撮った給水所1号配水池の写真がありました。東京は雪が降った後でした。17年前です・・・。
※2006年1月撮影
和田堀給水所を後にして代田橋駅の方に戻ります。井の頭通りが給水所の東側を南に伸びています。
※2023年5月撮影
踏切を渡って京王線の北側に戻って大原稲荷神社に向かいます。人が入って行きましたが、ここは神社入口ではないですね。
※2023年5月撮影
万年塀に沿って提灯の並ぶ道を西に歩きます。
※2023年5月撮影
大原稲荷神社と表示されています。ここが入口。
※2023年5月撮影
入口に小さな祠があります。
※2023年5月撮影
中の提灯は「北向子育地蔵尊」。確かにお地蔵さんは北を向いていらっしゃいます。「北向き」の地蔵尊は珍しいので、あえてその様に呼んでいるのでしょうか。
※2023年5月撮影
次回は大原稲荷神社に行きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)